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「マーベル MovieNEX」特別インタビュー 小野賢章が「マーベル」について熱く語る!

映画

 マーベルヒーローの全景を把握しながら、各キャラクターを色付けるバックボーンもしっかり理解し、『アベンジャーズ』シリーズを“夢のオールスター戦!”と仰ぐ声優の小野賢章。ファン歴3年とは思えない知識の豊富さと、1作1作に対するその深い愛情には、ただただ驚くばかりだ。インタビューデスクの前にずらり並べられたMovieNEX作品を見て、「これはヤバイ!」と早くもテンションMAXの小野が、溢れるマーベル愛を存分に語った
(取材・文:坂田正樹/撮影:高野広美)

――その熱い眼差しを見るだけでマーベル愛を感じます(笑)。そもそもマーベル作品に興味を持ったきっかけは何だったのですか?

小野:仲のいいスタッフさんが無類のマーベル好きで、その方が『アイアンマン2』のDVDを貸してくれたのですが、観てみたら、これがめちゃくちゃ面白くて!しかもその方、毎年マーベルのフィギュアをプレゼントしてくれるんですよ(笑)。今振り返ってみれば、これが最初の一歩だったのかもしれませんね。僕はもともと、韓流ドラマやバイオレンスものが好きだったので、マーベル映画はほぼ観たことがなかったのですが、開眼してしまいました(笑)

――マーベルファンを増やしたいプロデューサーさんの作戦だったのでしょうか。

小野:そうかもしれませんね(笑)。マーベルを好きになるきっかけを作ってくれたので感謝しています!その後に、自分の意志で作品を選び、劇場へ足を運んだのが、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でした。友人と一緒に初めて4Dで観たのですが、正直、「大人になって、映画でこんなにワクワクしたことってあったかな?」と思って。「これはもう全作集めるしかない」と、この作品で勢いづきました。

――火がついちゃったんですね。

小野:はい、完全に。それまでは飛び飛びで何となく観ていて、未見の作品もたくさんあったので、それがなんだか悔しくて。そこから順番に揃えるようになりましたね。

――何がそんなに小野さんを惹きつけたのでしょう。

小野:やはり、「憧れ」の気持ちが強いと思います。キャラクターもそうですが、役者さんも普通にカッコイイじゃないですか。外見はもちろん、ちょっと片眉をあげてニャッとしたり、敵を見ないで倒したり、自信満々のドヤ顏を見せたり。そういった振る舞いを友達とワイワイ言いながら、ツッコミ目線で観るのも好きなので、マーベル作品は基本、誰かと笑いながら観ることが多いですね。

――マーベル作品の中で1番好きなキャラクターを教えてください。

小野:え、1番ですか?難しいですね…。でも、やっぱり1番はスパイダーマンですかね。新シリーズではトム・ホランドが演じていますが、等身大のヒーローなので、「負けないで!」と応援したくなる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも出てきましたし、最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも登場しますから、今から楽しみですよね。あとやっぱり、キャプテン・アメリカとアイアンマンは別格ですね。とくにキャプテン・アメリカは、『アベンジャーズ』を観て、その後に単体作品を観たので衝撃がすごかった。あんなに貧弱だった彼が、そこからどうやってヒーローになったのか、その謎を知ったときは面白すぎて、そこで一気に引き込まれました。正義感が強く、古風で頑固なところもあって、現代的で柔軟なアイアンマンとぶつかり合うところもグッときます。

――クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ)がいい味出していますよね。

小野:そうですね!ホント、カッコイイです!『シビル・ウォー』で、逃げながらティアドロップのサングラスをかけているシーンがあるんですが、「あんなに似合う人、いるんだ!」と思って。そういう憧れもあるんですよね。

――マーベル作品がここまで愛される魅力は何だと思いますか?。

小野:やはり、いろんなキャラクターがいて、選択肢が多いところじゃないですかね。各キャラクターたちが一堂に会して戦う『アベンジャーズ』があったり、それぞれ好きなキャラクターだけが主役の単体作品もあったり。それらがどんどんつながっていく連動性も魅力。単体作品はそのヒーローを掘り下げた形になるので、ドラマ的な要素が充実していると思いますが、『アベンジャーズ』は、夢のオールスター戦みたいなものですからね。敵のレベルも高くて、とにかくアクションがものすごい。

――マーベル作品ならではのお約束もありますしね。

小野:それこそ、先日、『ブラックパンサー』を観てきて、スタイリッシュでものすごく面白かったんですが、まさかあの作品に、あのキャラクターが出てくるとは!エンドクレジットが終わるまで目を離せない面白さがあるし、「次の『アベンジャーズ』はどうなるの?」とか、期待値がどんどん上がっていく感じもある。あと、原作者のスタン・リーがどこに出てくるかも、ファンにとってはたまらない楽しみの1つですよね!

――単体作品があって、そしてみんなが集まる『アベンジャーズ』がある。そのバランスもいいですよね。

小野:ここのところ、いいタイミングで次々と作品が公開されたので、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』まであっという間でしたね。3年あったわけですが、その間、何もなかったら熱が冷めちゃう人も多いと思うけど、そうさせないのはさすがですよね。

――その『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』がいよいよ4月27日に公開されます。どんなことを期待されていますか?

小野:『シビル・ウォー』でバラバラになったアベンジャーズの面々がどう再生し、戦って行くのか気になります。でも、早く観たい反面、これを観たら一区切りついてしまうのかな…という一抹の寂しさはありますね。

――ちなみに、マーベル作品は、プレゼントにも最適だと思うのですが、小野さんはどう思いますか?

小野:誰に贈るかにもよりますが、自分の好きな作品を誰かと共有するのは、すごくいいと思います!実は、僕もファンクラブイベントのプレゼント交換会で『スパイダーマン』のDVDを贈ったことがあるんです。

――4月は、進級、新社会人、新年度の始まりなど、希望に満ちた新しい季節だと思います。これから新生活を始める人にマーベル作品を贈るとしたら、小野さんなら何を贈りますか?

小野:そういった視点からなら、断然『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』です!個性的なキャラクターと力を合わせて戦う映画なので、現代社会に置き換えれば、コミュニケーション法やチームワーク作りの参考になるんじゃないでしょうか?

――最後に、マーベル作品を知らない人に対して、小野さんの熱い思いを。

小野:『マーベル作品はすでにたくさん出ているので、「途中から入りにくいな」って感じるかもしれませんが、全然大丈夫!僕も『アベンジャーズ』から見て、そこから過去の作品をいろいろさかのぼって夢中になったので、どこから観ても、すぐにマーベルファミリーになれますよ!
 

『アベンジャーズ & アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ブルーレイセット(価格:6,000円+税)、『アベンジャーズ & アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』DVDセット(価格:4,000円+税)は好評発売中。その他のマーベル作品のMovieNEX(各4,000円+税)も、期間限定のオリジナル アウターケース付きで好評発売中(9月28日までの期間限定出荷)。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は4月27日(金)全国公開。

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