2021年度「このBLがやばい!」ランキング発表! 声優・森川智之「ちょっと泣きそうに」
数多くのBL(ボーイズラブ)作品に出演し、“BL界の帝王”とも称される声優の森川智之が、12月13日(日)に、新宿バルト9にて開催された「このBLがやばい!2021年度ランキング発表会 in BL FES!!」のイベントに登壇。1位を獲得した作品に対する、熱い思いを語った。
【写真】黒スーツがクールな森川智之
■コミック部門1位作品に森川「泣きそう」
2週間限定の上映イベント「BL FES!!‐Boys Love Festival!!‐(ビーエルフェス)」で発表会が開催された「このBLがやばい!」(JIVE)は、BLファンと識者の投票により、今最も読みたいBLコミック・小説のベスト20を決定するBL界有数のアワード。
森川智之
森川の宣誓と共に発表された数々の受賞作の中、コミック部門で1位となったのは、新田祐克による『春を抱いていた ALIVE』(リブレ)。受賞に対し作者の新田は、「20数年しぶとく描き続けたシリーズで、最後にこんなご褒美をいただけるなんて」と感慨深げなコメントを寄せ、「(主人公の二人)岩城(京介)と香藤(洋二)に、最高の花道を用意してもらいました」と続けると、会場は大きな拍手に包まれた。
出演作への思いを告白
また、岩城役を務めている森川は、「ちょっと泣きそうになりました。感無量です」とコメント。本作のエンディングについて、「物語は終わってしまいましたが、次に繋がるいい終わり方だと思いました。悲しいけれど、希望が持てる終わり方」と満足気に語った。
ちなみに、小説部門のトップには、『つないで イエスかノーか半分か番外篇4』と『OFF AIR(2) ~イエスかノーか半分か~』(新書館/一穂ミチ・著、竹美家らら・絵)が選出。一穂は、「この受賞をきっかけに、これからも恩返しができるようにがんばります」と意気込みを語っている。