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ディーン・フジオカ、「平凡な幸せを大事に」 “結婚詐欺師”演じ家族の大切さ実感

映画

『結婚』ディーン・フジオカ、インタビュー
『結婚』ディーン・フジオカ、インタビュー クランクイン!

 端正な顔立ちと紳士的な佇まいで人気のディーン・フジオカが、映画『結婚』で結婚詐欺師役に挑んだ。完成披露試写会では、女性ファンから「私もだまして!」との声が響き渡っていたが、映画を観ればそれも納得。大人の男の色気をめいっぱい振りまき、女性たちを虜にする“悪い男”を誕生させた。ディーンを直撃し、色気の秘密や自身の結婚生活までを聞いた。

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 原作は、直木賞作家・井上荒野の長編小説。様々な女性たちをだましていく結婚詐欺師・古海を主人公に、結婚をめぐる男女の欲望と孤独を描く物語だ。監督は、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で演出を務めた西谷真一が担う。

 自身のイメージを覆すような役柄のオファーに「ドキドキした」と振り返る。「ヴァンパイアをイメージして、細かいところまで役作りしました」と、女性を虜にする男のイメージは吸血鬼。なんとも美しいヴァンパイアだが、色気を生み出すためには「光とカメラのアングルのコミュニケーション。そして監督とのコミュニケーションが欠かせなかった」そう。

 それは「色気とミステリアス性」の関係にあるようで「ミステリアスなものは、すべてがわからなくてアンノウンな部分があるからこそ、興味を引いたり、想像力を掻き立てる」とディーン。「技術的なことでいうと、『どこを見せないのか』ということが大事。映画は視点の芸術なので、撮るアングルやどのように光が当たるかで、そのシーンの雰囲気や持つ意味合いが変わってくるんです。監督を中心にコミュニケーションをしっかりとって、『この角度だと輪郭ははっきり見えるけれど、一部は黒く消えて何を考えているかわからなくなる』といった表現を探りました。光の芸術と視点の芸術とを合わせて、出来上がったものです」。

 古海は、悲しい過去や孤独が根底にあるからこそ、それが色気となっているようにも感じる。大人の男の色気については「例えば『ベニスに死す』のように10代にしかない色気もいいですよね。色々な色気があって、まだ欠けていないフローレスな色気もあれば、色々となくしたり、傷があるからこそ美しい色気もある」と大人の男として持論を話す。

 結婚詐欺師として艶っぽいラブシーンにもトライしたディーンだが、私生活では2012年に結婚、幸せな家庭を築いている。妻からは「子どもに見せても恥ずかしくないものにしなさい。子どもが恥をかくようなことだけは絶対にしないように」との言葉があったそうで、楽しそうに話す姿からも良き夫・父親であることが伝わってくる。

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