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綾瀬はるか、バッサリ髪をカットしてダークヒロイン役に挑む 『リボルバー・リリー』大規模ロケに潜入

映画

映画『リボルバー・リリー』撮影の様子
映画『リボルバー・リリー』撮影の様子(C)2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ

関連 :

綾瀬はるか

長谷川博己

羽村仁成

行定勲

 年齢を重ねるごとにますます輝きを増している女優・綾瀬はるかが、映画『リボルバー・リリー』で、“最強のダークヒロイン”という新境地に挑んだ。ほんわかとした笑顔の裏側に圧倒的な身体能力を持つことでも知られる彼女が、リボルバー(回転式銃)を携えてアクションを決めるヒロインを演じるというのだから、想像するだけで胸が高鳴る。そこでクランクイン!では、本作の撮影現場に潜入。大正時代のドレスに身を包んだ綾瀬の息をのむような美麗な姿、行定勲監督のもとで長谷川博己や羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)と息を合わせながら映画作りに臨む様子を目撃した。

【写真】ドレス姿で銃を構える綾瀬はるか 『リボルバー・リリー』撮影現場に潜入

◼ドレス姿でアクション! 休憩中とのギャップに記者陣も惚れ惚れ

 本作は、長浦京の同名小説を原作としたエンタテインメント大作。1924年(大正13年)、第一次世界大戦と関東大震災の爪痕が癒えぬ東京を舞台に、謎の男たちに追われて窮地に陥った少年(羽村)と、彼の前に突如現れた小曾根百合が行動を共にし、巨大な陰謀の渦に呑み込まれていく様を描く。

 撮影は2022年の夏から初秋にかけて敢行された。筆者が訪れた日は、ズラリと敵が立ちはだかり、霧と銃弾が飛び交う中で、百合と少年が壮絶な戦いを繰り広げるクライマックスの撮影が行われていた。約80名のエキストラを動員した大規模なロケで、軍服姿の群衆が集まる様子は迫力満点。そこでとりわけキラリとした輝きを放っていたのが、百合の花の刺繍が施された純白のドレスを身にまとい、凛とした表情で佇む綾瀬の美しさだ。真っ赤な血で汚れた白のドレスも激しい戦闘を物語っていたが、少年の背中を支えながら、彼を必死に守ろうとする百合の覚悟と決意がビシビシと伝わるような場面だった。

(C)2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ
 綾瀬が、バッサリと髪をカットしていたのも印象的。“大正モガ”といった雰囲気たっぷりのヘアスタイルは、当初はウィッグを使用するというアイデアもあったのだとか。しかしアクションをする際にウィッグが枷となることも考えられることから、綾瀬から「切っちゃいましょう」と申し出があったという。この潔さも綾瀬の魅力だが、ビシッとアクションを決めたかと思えば、休憩中には長谷川や羽村と会話しながら柔らかな笑顔をあふれさせるなど、彼女のギャップには見学していた記者陣も思わず惚れ惚れ。「身体作りにもなるから」とスタッフと一緒にエアロビ風の動きをしている瞬間もあり、綾瀬の朗らかな人柄が現場の一体感につながっているように感じられた。

◼︎「この役ができるのは綾瀬はるかさんしかいない」プロデューサーが証言

 “史上最強のダークヒロイン”と呼ばれる新境地に挑んだ綾瀬。これまでにも「孤狼の血」シリーズなどヒット作を手がけてきた紀伊宗之プロデューサーは、長浦の原作に惚れ込み、映像化権を取得。アクションと人間ドラマを表現することが必要となる本作のヒロインを演じられるのは「綾瀬さんしかいないと思った」と、信頼感を口にする。

 「綾瀬さんが『やる』と返事をしてくれなかったとしたら、本作はやっていないと思います」と切り出し、「東映はこれまでに『女囚さそり』シリーズの梶芽衣子さん、『緋牡丹博徒』シリーズの富司純子さんを世界に送り出してきました。その東映で、この時代ならではのダークヒロインを誕生させたかった。綾瀬さんは『奥様は、取り扱い注意』や『精霊の守り人』などアクションをやってこられていますが、フィルム・ノワールとも言うべき本作で、ダークヒロインを演じてほしかった」と力強く語る。百合にどのような過去があるのか、そして七変化とも言うべき彼女のドレス姿も大きな見どころとなる。

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◼長谷川博己、ワイヤーアクションにチャレンジ!

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