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なぜダークヒーローが誕生したのか…『GOTHAM/ゴッサム』でいま解き明かされる!

海外ドラマ

ゴードン刑事(上・左)と相棒、ゴードン刑事とブルース・ウェイン少年(下・右)
ゴードン刑事(上・左)と相棒、ゴードン刑事とブルース・ウェイン少年(下・右)(C)2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

 初回放送視聴者数1200万人、セカンド・シーズンの制作も早々に決まった海外ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』。世界中で大ヒットを記録した映画『ダークナイト』の舞台となったゴッサム・シティで巻き起こる凶悪事件に、若き日のジェームズ・ゴードン刑事が立ち向かう、本格クライム・アクションだ。そして、ストーリーに華を添えるのが、ペンギン、エドワード・ニグマなど、お馴染みのキャラクターたち。『バットマン』シリーズに詳しくなくとも、十分に楽しめる作品だ。

【関連】『GOTHAM/ゴッサム』フォトギャラリー

 悪と不正の街、ゴッサム・シティ。警察といえど、上級職の大半は、ゴッサムの裏社会を牛耳るマフィア、カーマイン・ファルコン一家と癒着している。そこに新人刑事として赴任してきたのが、正義感のかたまりのような男、ジェームズ・ゴードンだ。彼と相棒を組むこととなったのが、殺人課のベテラン刑事で、ゴッサム・シティの表と裏を知り尽くすハービー・ブロック。熱血漢の青年とやる気のない中年という、正反対とも言える2人が、ゴッサムで起きる凶悪事件を解決していくのが、毎回の定番的な流れとなる。そこに、ウェイン夫婦殺害事件の真相究明やマフィア間の抗争、ゴードン&ブロックと重大犯罪課との確執、ゴードンの恋人バーバラ・キーンの過去など、さまざまな謎や確執が加わり、物語は厚く、伏線も多くなっていく。ゆえに、凶悪事件が解決しても、続きが気になってしょうがないのである。

 また、本作では『ダークナイト』でクリスチャン・ベールが演じたブルース・ウェインは、14歳の名子役デヴィッド・マズーズが熱演。両親を殺された悲しみが癒えず、まだ幼さが残る子どもだが、執事のアルフレッド・ペニーワースに叱咤激励されながら、どうにか立ち上がろうとする姿が描かれる。一方、のちにウェインの良き理解者となるジェームズ・ゴードンには、名優ゲイリー・オールドマンから、『The OC』のライアン役でブレイクしたベン・マッケンジーにバトンタッチし、権力や不正に立ち向かう、熱き青年刑事として、ゴッサム・シティの正義の部分を担う。

 ほかにも、セリーナ・“キャット”・カイル、オズワルド・“ペンギン”・コブルポット、エドワード・ニグマなど、人気ヴィランも多数登場するが、まだ悪役として覚醒はしておらず、その誕生秘話が明らかに。また、テレビ版オリジナルキャラクターとして存在感を発揮するのが、女性ギャングのフィッシュ・ムーニー。彼女は、悪役とまではいかないが、腹黒く、かなりの野心家。ゴードンたちと絡むことも多いので、要チェックの人物だ。このように、『バットマン』シリーズを知っていれば、より楽しいのはもちろんだが、シリーズ未見でも本格クライム・アクションとして面白い。必見の作品だ。

 海外ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』ファースト・シーズンは、現在デジタル配信中。

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