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アンソニー・ホプキンス『ファーザー』本予告 仲代達矢、西田敏行ら名優が絶賛

映画

映画『ファーザー』ポスタービジュアル

映画『ファーザー』ポスタービジュアル(C) NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINE-@ ORANGE STUDIO 2020

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アンソニー・ホプキンス

オリヴィア・コールマン

仲代達矢

西田敏行

ジョディ・フォスター

 本年度の第93回アカデミー賞で6部門にノミネートされているアンソニー・ホプキンス主演映画『ファーザー』より、日本版本予告が解禁。併せて、本作を鑑賞した仲代達矢や西田敏行、ジョディー・フォスターら名優たちからのコメントも到着した。

【動画】アンソニー・ホプキンス主演 映画『ファーザー』日本版本予告

 世界30ヵ国以上で上演された傑作舞台を映画化した本作は、老いによる喪失と親子の揺れる絆を画期的な表現で描く。現在83歳のアンソニーが、自身と同じ名で生年月日も同じ認知症の父親を演じるほか、『女王陛下のお気に入り』のオスカー女優オリヴィア・コールマンが、愛する父の変化に戸惑い悩む娘役を繊細に演じている。監督は原作舞台を手掛けたフロリアン・ゼレール。

 第78回ゴールデン・グローブ賞では4部門にノミネートされたほか、先日発表された第93回アカデミー賞のノミネーションにおいて、作品賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞、編集賞、美術賞の6部門でノミネートを果たした。 本作で主演男優賞に“史上最高齢”でノミネートされたアンソニーは、今回オスカーを獲得すれば、『羊たちの沈黙』のレクター博士役以来、30年ぶりの受賞となる。

 日本版本予告は、生年月日を聞かれ淡々と答えるアンソニーが、次に「娘さんと2人暮らし?」と聞かれ「そうだ。そうだと思う。ところで…私は誰なんだ?」と驚きの言葉を発する衝撃シーンからスタート。続いて、「腕時計がないんだ」と訴えたり、帰宅したアンに「アンはどこだ?」と聞くなど、徐々に現実と幻想の境が曖昧になっていくアンソニーと、そんな父の変化にアンが戸惑い悩む姿が映し出されていく。

 「おかしな事ばかりだ」とつぶやく一方、「絶対にこの家を離れんぞ!」と叫ぶアンソニー。父から「どなたかな?」と聞かれ涙を流すアン。最後は、微笑むアンソニーと、二人が手を握り合う場面で締めくくられる。果たして父は最愛の娘を、そして自分をも完全に失ってしまうのか。良質な人間ドラマを予感させる、重厚感あふれる予告編となっている。

 また今回、本作を鑑賞した著名人たちからのコメントも到着。これまで数々の名作に出演してきた仲代達矢は「やがて老いてゆく全ての人間へのエレジー。恐れもせずにこの作品に身を投じたアンソニー・ホプキンスの姿は、正に敬服の至りで有りました」とコメント。

 先日最終回を迎えたドラマ『俺の家の話』(TBS)で、認知症が進行していく父を演じ大きな話題を呼んだ西田敏行は「アンソニー・ホプキンス殿。貴方の演技をどのような言葉をもって称えたら良いのでしょう。既にご高齢の貴方が老いがもたらすいろんな障害を客観視をして冷めた演技をなさる。もはや神の領域としか 言わざるを得ません」とアンソニーの演技を絶賛。

 アンソニーと『羊たちの沈黙』で共演したオスカー女優のジョディー・フォスターも「認知症の母親の介護を通して私が経験したことが非常によく表現されていて、作品とアンソニー・ホプキンスの演技に圧倒されました」と賛辞を贈っている。

 映画『ファーザー』は5月14日より公開。

映画『ファーザー』日本版本予告

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