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【第1回】宮本和奏の“好きなもの” 映画『ある閉ざされた雪の山荘で』どこからどこまでが本当なのか…

映画

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宮本和奏

宮本和奏 提供写真

 クランクイン!の新企画として、雑誌「nicola」の専属モデルとして同世代を中心に人気を集め、「nicola」卒業後は女優として様々なメディアで活躍中の宮本 和奏(みやもと わかな)さんのコラムがスタート! ここでは、彼女自身が“観たい”“書きたい”と思って選んだ映画やドラマのリアルな感想を中心に、17歳の彼女が今“感じたこと”をありのままお届けます。

■ 人間不信になりそう…

 はじめまして、宮本和奏です。今回は先日映画館で鑑賞した『ある閉ざされた雪の山荘で』について紹介したいと思います!(物語の内容について少し触れている部分があるので、これから鑑賞予定の方はご注意ください)

 いつも映画を見る前はギリギリまで家でゆっくりしてしまうのですが、この日も学校から帰ってきてからまだ大丈夫! と思っていたらあっという間に家を出る時間に。勢いで出たのは良いものの、思ったより外が寒くて寒がりの私は震えながら映画館に向かっていました。笑 焦りながらも、頭の中はどんな展開が起きる物語なのかとにかく楽しみでいっぱいでした! そろそろ余裕をもって家を出たい、、笑。


 最初に、私がこの作品に興味を持ったのは、元々サスペンス、刑事ドラマや謎解き、ミステリーなど最初と最後で違う結末になったりするのが面白かったり、見ていて楽しかったり、時に恐ろしく感じる感覚が好きだったからです! その中でも、東野圭吾さんの作品はどれも最後の展開で裏切られたり、ワクワクハラハラするものか多くよく見ていました。

 今回はあえて面白さを増すためにあらすじを何も見ずに見に行きました。そして、実際見て一発目の感想は“人間不信になりそう”でした… 東野圭吾さんの作品は毎回人間不信になりそうでしたが、今回も裏切られました。

 物語は、劇団に所属する役者7人に届いた最終オーディションへの招待状からはじまるのですが、新作舞台の主演を争う役者たちの「誰にも譲りたくない! 絶対に主演になる!」という強い気持ちからあらわれる“仲が良いようで実はギスギスとした空気感”がとてもリアルでした。

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■ 絶対何か起こる…

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文:宮本和奏

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