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元祖『ゴーストバスターズ』が今夜放送! レジェンド声優陣の絶妙な掛け合いを堪能

映画

■高木渉のキモ演技にびっくり! 2人のヒロインには駒塚由衣&安達忍

 ヒロインを演じるのはシガニー・ウィーバーだが、彼女よりも先に(吹き替え的に)語りたくなってしまうのが、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『ミクロキッズ』でも知られるリック・モラニス(コメディアン出身)演じるルイス・タリー。ウィーバーふんするディナに想いを寄せる隣人かつコミュ障の変人なのだが、その吹き替えを高木渉が務めているのだ。ジャック・ブラックの吹き替えやアニメ『名探偵コナン』の元太役が有名だが、最初は高木と気づかないほどの作り込み。「今夜パーティがあるんだけど、来ない?」の“キモさ”がたまらなくいい。

映画『ゴーストバスターズ』(1984) 写真提供:AFLO
 ピーターと交流を深めつつも、破壊神ゴーザの番犬ズールに身体を乗っ取られてしまうヒロイン、ディナ・バレット(ウィーバー)役は、『ヴィレッジ』ソフト版や『エクソダス:神と王』でもウィーバーの吹き替えを担当した駒塚由衣。ラブコメ作品のヒロイン的演技から、魔物に憑依されてのセクシー化、そしてモンスターとしての雄叫びと、一作中での大きな演技の振れ幅に注目だ。

映画『ゴーストバスターズ』(1984) 写真提供:AFLO
 出番は少ないながらも、ゴーストバスターズ事務所の受付嬢ジャニーン・メルニッツ(アニー・ポッツ)も、もう1人のヒロインとして要注目。初仕事の朗報に「仕事が来たわよー!!」と叫ぶのは、シットコム『フレンズ』ほかジェニファー・アニストン役でおなじみの個性派・安達忍。イゴンと惹かれ合う関係性は…最新作『~アフターライフ』に向けてぜひ押さえておいてほしいポイント。

■脇の脇まで聴き逃せない! 菅原正志、森田順平、岩崎ひろしも参加

 主要キャラクターの紹介が終わっても、まだまだ記したい声優陣がそろっているのが本作の特徴。バスターズ4人目のメンバーとして就職してくるウィンストン・ゼドモア(アーニー・ハドソン)役は、『ブレイド』DVD版ほかウェズリー・スナイプスの吹き替えで知られる菅原正志が担当し、変人ぞろいのバスターズ中、唯一の常識人としてバランスを保つ役回りを好演している。バスターズと対立する環境保護局のウォルター・ペック(ウィリアム・アザートン)は、コリン・ファース、ヒュー・グラントの吹き替えを多く担当する森田順平。これがなんとも憎々しい!

映画『ゴーストバスターズ』(1984) 写真提供:AFLO
 そして、バスターズ初仕事の現場となる高級ホテルの支配人も可笑しくてたまらない。吹き替えを務めたのは、野沢那智から『スター・ウォーズ』シリーズのC‐3PO役を引き継いだほか、ローワン・アトキンソン、ロビン・ウィリアムズの吹き替えも務めた岩崎ひろしと聞けば、期待も膨らむはずだ。

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■吹替翻訳は『コマンドー』のあの人! 画面に集中できるのも吹き替えの強み

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