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批判された”白すぎる”オスカー、来年バッシング緩和が見込まれる理由とは

映画

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 さらに、ウィル・スミスの『Collateral Beauty(原題)』が、賞狙い時期の12月に公開される。悲劇的な出来事のせいで鬱に陥った広告業界のエージェント(ウィル)を救おうとした仲間たちが彼のために考えた対策が逆効果を果たすという、シリアスなドラマらしい。ウィルは、今年のオスカーにも『Concussion(原題)』でのノミネーションが期待されながら逃しただけに、おそらく、そのお詫びの意味も込め、来年は食い込むのではないだろうか。

 現在のアカデミーのトップが黒人女性ということもあり、白人寄りの問題を是正しようと、アカデミーは本気で挑んでいる。来年は、こういった黒人を全面に押し出した話題作が今年以上にあることで、バッシングが緩むかもしれない。しかし、最近の南カリフォルニア大学の研究が明かしたように、ハリウッドのスタジオが、圧倒的に白人の、ストレート男が牛耳る社会だというのは、まぎれもない事実だ。このスタジオのトップの人事構成が変わらない限り、抜本的な変化は、期待できない。(文:猿渡由紀)

 第88回アカデミー賞授賞式は、日本時間29日に行われる。

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