GW直前！ “オウチで映画”にオススメの大ヒット少女コミック映画を振り返る！
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今、少女コミック原作の映画が立て続けに大ヒットを記録している。昨年だけで約10本の作品が公開され、軒並み高い動員を叩き出した。また、「壁ドン」などその年の流行語になる言葉も生まれ、映画業界のみならず、1種の社会現象を巻き起こしている。今回は、そんな“少女コミック原作”の作品の中から、ゴールデンウィークにオウチでゆっくり見るのにオススメの映画を紹介したい。
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まず、紹介したいのは、鈴木亮平主演の映画『俺物語!!』だ。本作は昨年10月の劇場公開時に、観客満足度97.8％（東宝初日アンケートより）を記録し、2015年の満足度No.1作品となった（東宝配給作品中）。主人公の剛田猛男は、純情で優しく、困っている人を放っておけない「男の中の漢」。原作では無差別級の柔道家さながらの容姿で描かれており、実写不可能と思われていた。
しかし、その猛男を、主演の鈴木は30キロ増量した屈強な体格で見事に再現し、原作のイメージを崩さずに演じきったのだ。また、猛男が恋する大和凜子を演じる永野芽郁も原作同様、ピュアでひたすら恋する姿がイメージにピッタリでとにかくかわいかった。
そんなピュアすぎる登場人物たちから生み出される物語もまた、純愛そのもの。ある日、猛男は幼馴染みの砂川誠（坂口健太郎）と、街中で男性に絡まれている大和凛子を救い、一目惚れしてしまう。再び3人で会うことになった日、ふとした仕草で「大和は砂川のことが好きなのだ」と猛男は気づく。落ち込みながらも、大和のために仲を取り持とうとする猛男だったが…。
真っすぐでまぶしい恋愛物語は、オトナの女性からしたら毒気が足りないと思われるかもしれない。しかし、一度、見始めてしまったら、完璧すぎる再現度と俳優たちの演技力で物語の世界にぐいぐい引き込まれていく。そして、劇中で猛男が何度も叫ぶ、「好きだ!! いや、大好きだ!!」という直球すぎるせりふに忘れていた青春時代の恋を思い出すことだろう。
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