櫻坂46大園玲・中嶋優月が語る、卒業の小池美波&一期生への思い「みいさんには全部話せていた」

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櫻坂46が新たな一面を見せてくれた。11thシングル表題曲「UDAGAWA GENERATION」は、これまでの櫻坂46のクールなイメージとは一変し、明るくキャッチーな楽曲。良い意味で“櫻坂46らしさ”を裏切る、新鮮な魅力を持つ1曲だ。
進化し続ける櫻坂46。表題曲メンバーの二期生・大園玲と、BACKS曲のセンターを務める三期生・中嶋優月に楽曲への思いや、本シングルをもってグループを卒業する一期生・小池美波への思いを聞いた。
【写真】後輩の中嶋優月に寄り添う大園玲 2人の撮り下ろしカット
■ファンの間でも話題に “れなぁ砲”撮影秘話
――表題曲の「UDAGAWA GENERATION」は、櫻坂46の新しい一面を見せてくれる楽曲ですね。
大園:最初、タイトルを見たときに「どういう意味なんだろう?」って思いました。「宇田川」が渋谷の地名だということも初めて知って。曲調は今までの楽曲とは違って、すごく明るくてノリノリで、聴き終わったら自然と明るい気持ちになれる曲です。
――MVも今までにないような表情や振り付けが印象的でした。
大園:サーカスのセットの中で、練習から本番を迎えて、最後にまた次の練習を始めるっていう流れになっているんですけど、とにかくみんなやりすぎちゃう。それぞれが全力でやりすぎちゃうことで、思いがけない失敗が生まれるっていう設定なんです。中でも印象的なのが、れなぁ(守屋麗奈)が飛びすぎて、段ボール箱に突っ込んじゃうシーンです(笑)。
――初めて見たときびっくりしました。飛んでるのは、本当に守屋さん?って。
大園:めっちゃ守屋麗奈です(笑)。
――MVが公開されるとすぐにファンの間では“れなぁ砲”というネーミングで話題になっていて。大園さんと松田里奈さんが大砲係を務めていましたね。
大園:みんなが衣装を着替えて本番を迎えるところまでをワンカットで撮影したんですけど、ここのシーンはリハーサルに一番時間をかけたんじゃないかと思います。まず、れなぁが飛ぶ練習から始めて、飛ぶための台をセットするタイミング、大砲の煙を出すタイミングとか、細かい確認を何度も繰り返して。ほんの少しのズレが全体に影響しちゃうので、スタッフさんともメンバーともコミュニケーションを取りながら進めました。
――守屋さんはどんな様子でした?
大園:最初は不安もありそうだったんですけど、飛んでみたらどんどん楽しそうになっていって。ずっと笑顔だったんです(笑)。やりすぎちゃって失敗しちゃうっていうMVのコンセプトにもぴったり合ってたなって思います。
中嶋優月(左)と大園玲(右)
――中嶋さんはBACKS曲の「Nothing special」に参加されていますが、楽曲にはどんな印象を持っていますか。
中嶋:私は、この曲には相反する感情がどちらも描かれているなって思いました。「特別じゃなくていい」って言いながらも、どこかで特別になりたいって思っていたり、「期待してない」って言いながら、心の奥ではやっぱり期待していたり。すごく人間らしい感情が詰まっていて、私自身も等身大の気持ちで表現できる曲だと思っています。
――センターとしては初めてのMV撮影でしたが、どんな思いで臨みましたか。
中嶋:なんとか希望をつかもうとする姿が伝わればいいなと思いながら撮影しました。MVの中の私は、平然とした顔をしていて、まるで何も感じていないような感じなんです。痛みに慣れてしまって、無感情にも見えるんですけど、物語が進むにつれて「ここで終わりたくない」といった気持ちが少しずつ表れていく。
鳥がモチーフになっていて、みんなに翼が生えているんです。私はまだ座ったままで立てない状態なんですけど、羽をパタパタと動かしながら、どうにか立ち上がろうとする姿を描いていて。ダンスや表情、衣装を通して、一歩踏み出す前の瞬間が伝わったらいいなと思います。