EXILEの眞木大輔、演技論を熱く語る 俳優としての原点は「中学校の文化祭」

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日本を代表するダンスボーカルグループ・EXILEのメンバーで、俳優活動も盛んなMAKIDAIこと眞木大輔。4月5日には、中尾明慶や大東駿介が脇を固める映画『俺たちの明日』で堂々の主演を張る。
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俳優としての活動は、2004年10月期放送のTBSドラマ『ホットマン2』からだが「2001年の段階で、自分から『俳優をやってみたい』と言ったのがすべての始まりでした」と振り返る。俳優への憧れを抱くきっかけは、ダンスをやり始めた時期とほぼ同じ。「中学校の文化祭のときに、仲間たちと自作自演の自主映画のようなものを撮ったのが、今振り返ると俳優を意識したルーツかもしれない」と明かす。
しかし「俳優というのは言葉も使ってパフォーマンスするもの。体を使って表現するダンスとはまったく別物」と理解。だからこそ2001年から演技レッスンに通い、俳優の基礎を3年間みっちりと自らの体に叩き込んだ。その下地があったからこそ『ホットマン2』出演というチャンスを掴み、映画『白夜』『キラー・ヴァージンロード』『恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方~』、テレビドラマ『町医者ジャンボ!!』と次々と自らの望みを叶えてきた。
俳優・眞木大輔をお茶の間に浸透させている一方で、本人は「一生懸命やっているけれど、自分に足りないものが毎回目に付くし、もっと上手くなりたいという気持ちが強くなる。100パーセント満たされることはない」と芝居の難しさに直面するようになった。だがそれ以上に「普段の自分とは違うキャラクターに成りきれるのが俳優の面白いところ。架空のキャラクターとして非現実的な世界観を生きて、いかにその非現実な世界でリアリティを追求できるか。それに自分がダンス以外のもので表現活動ができているのも嬉しい」と俳優の魅力を体感している。