クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

『美女と野獣』作曲家アラン・メンケン、ベル役エマ・ワトソンは「パーフェクト!」

映画

関連 :

アラン・メンケン

エマ・ワトソン

ダン・スティーヴンス

 アランが奏でる音楽は、『アラジン』しかり、『リトル・マーメイド』しかり、人々の心にスーッと入り込み、“虜”という名の魔法をかける。新曲3曲を含む本作でも、その才能をいかんなく発揮しているが、世代を越えて愛され続けるメロディーを生み出す秘訣は何なのか。

 「私は常に、キャラクターやストーリーに対して純粋な“通り道”であろうと心がけています。キャラクターを生かす音楽的な表現方法を見つけたり、物語を的確に伝えつつ、面白い部分を“味”として盛り込んだり…一曲一曲と真摯に向き合いながら、物語の始点から終点をどう紡いでいけばいいかを模索する。頭の脳に質問をどんどん投げかけ、最後は心の脳で曲を書く。それによって力を持ったメロディーが生まれてくるのかもしれない」と創作のプロセスを分析。

 さらに、これまで影響を受けた音楽にも言及したアランは、「私の想像力をかき立て、クラシック音楽の扉を開いた作品は、ディズニー映画『ファンタジア』」と明言。クラシックを基盤にしながらも、「ジョン・ウィリアムズの映画音楽やエルトン・ジョンの初期の作品、父が夢中で聞いていたファッツ・ウォーラー(ジャズピアニスト)のスライドピアノなど、さまざまな音楽が今の僕を形成している」と語るアランは、「大切なのは、それらの楽曲がどこから来たのかを肌で感じ、親和性のある部分をいかに採り入れていくかということ」と、自身の音楽観についてもひも解いてみせた。

 25年以上前のアニメーション版に歓喜した世代はもとより、エマ、アリアナのような10代、20代の若い世代にもディズニー映画の醍醐味を味わってほしいというアラン。「私も何度も涙しましたが、心に訴えかけてくるエモーショナルな旅ができる作品。古典的なミュージカルであると同時に情熱的なラブストーリーでもあるので、ぜひ劇場で、リアルタイムで観てほしい」とアピールした。(取材・文・写真:坂田正樹)

 映画『美女と野獣』は全国公開中。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る