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長谷川博己、『シン・ゴジラ』主演もプレッシャーは皆無 政治用語にひと苦労

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 今回、物語の軸となってゴジラ襲来に立ち向かう内閣官房副長官・矢口を演じる長谷川。日本はもとより世界が注目する本作の主演に抜擢されてプレッシャーはなかったのか。「あくまでも『ゴジラ』が主役なので、全くなかったです。だから、肩の力が抜けて逆に良かったですね。ただ、『ゴジラ』が主題のポリティカルフィクションでもあるので、役者として全力を出し切った」と振り返る。

 構図はもとより、リアリティを徹底追求する庵野総監督から、政治家と官僚の仕事の様子を捉えたDVDを渡されたという長谷川は、まず、そのスピード感に驚いたという。「映画を観ればわかると思いますが、実際にあのスピードで専門用語がどんどん出てくるんです。瞬間的に物事を判断し、即答したりできる政治家の方は凄いと思いました。映画の中とはいえ意味を理解しながら会話するのは正直大変でした」と吐露。

 それでも、「庵野総監督を始めとするスタッフの方達と話し合いながら作り上げていったので、かなりリアリティを追求できたと思います。矢口という純粋な心を持った政治家が様々なトラブルを乗り越えながら、理想のリーダーとして覚醒していく姿を感情移入しながら観ていただきたい」と語った。

 荒々しい牙、反り上がる長い尻尾、赤く発光したような肌…体長118.5mという史上最大の“フルCG”ゴジラが登場し、日本を恐怖に包み込む『シン・ゴジラ』。この『シン』という文字について長谷川は、「もちろん、複合的な意味があると思いますが、僕が最初に思い浮かんだのは『神』。もしかすると霊なのかもしれないし、人々が勝手に作り出した幻想なのかもしれない。どこか神格化されたところがある」とゴジラの奥深さに思いを巡らす。日本の『神話』として後世に受け継がれていく、という意味も込めて『神ゴジラ』、確かに言い得て妙かもしれない。(取材・文・写真:坂田正樹)

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