永野芽郁、キスマイ玉森裕太から“声”を褒められ「すごくうれしかった」
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本作のことを「絶対に忘れることはないと思います。衝撃がいっぱいの作品でした」と定義した永野。ベテラン俳優でも苦戦することも多いアフレコという声の演技は、想像以上に難しく、何度も挫折しかけたという。永野は、「初めて声について悩んだし、無理だ、やめたい、自分はこんなにできないんだ…って痛感しました。すごく悔しかったです」と肩を落とした。とはいえ、元来の負けず嫌いの性格が顔をのぞかせ、「落ち込む反面、『絶対やり通すんだ』って燃えました。公開した後も自分で映画館に行って、いろいろな人の反応を見たいです。また何か(心に)響くものがあると思うので」と、苦労をバネに大きく一歩踏み出すことを誓った。
ブレイク前夜は、オーディションを受けては落ちての繰り返しだったという永野だが、今では映画に、ドラマにと主演級のオファーが続いている。一変した生活について、永野は「去年までとは全然違うなとは思うのですが、つらいとかはないんです。楽しめる範囲での忙しさがあって、ありがたいことだと思っています」と落ち着いたトーンで現実を見つめる。さらに、「女優業は楽しいです。でも、作品に入ると必ず悩むことも壁もいつもあって、ぶち壊しながらここまできました。『できなくて悔しい』と友達やお母さんに話すと、『芽郁の性格だと、自分でできたと思ったらそこでやめそうだよね』と言われて、確かにそうか、と思っているんです。まだまだこれからですよね」と、演じるという魅力の虜になっている様子。さらなる飛躍に期待がかかる。(取材・文・写真:赤山恭子)
映画『キング・オブ・エジプト』は9月9日より全国ロードショー。
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