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『3月のライオン』大友監督&神木隆之介、将棋界の“変化”に驚き「今はすごい人」

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BD&DVD発売!映画『3月のライオン』大友啓史監督と神木隆之介にインタビュー
BD&DVD発売!映画『3月のライオン』大友啓史監督と神木隆之介にインタビュー クランクイン!

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 羽海野チカの将棋を題材にした人気コミックを、映画『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が実写映画化した『3月のライオン』。奇しくも公開から前後して、主人公と同じ“中学生”棋士・藤井聡太四段の活躍もあり、将棋ブームが到来。多くの人が注目することとなった。大友監督、主演の神木隆之介ともに「僕らが撮影していたとき、将棋会館はガラガラだったのに、今はすごい人だよね」と口を揃えていたが、そんな二人に撮影を振り返ってもらった。

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 映画公開から数ヵ月、作品に対するさまざまな意見が寄せられたというが、大友監督は「将棋を題材にした青春物語を、主人公と真正面から向き合って作りたいと思っていたのですが、そういう思いは届いている手ごたえがありました」と自信をのぞかせる。

 一方、主演を務めた神木も「『おもしろかったよ』という言葉にプラスアルファを付け加えて感想を言ってくださる方が多いです」と好評だったことを明かすと「なかでも身内なのですが、(宗谷冬司を演じた)加瀬(亮)さんから、結構長い文面の感想メールをいただきました。絵文字とかも入っていない、本気の文章で、僕のことをいろいろ観てくれている内容だったのですごく嬉しかったです」と思わぬ先輩からの連絡に心を躍らせたようだ。

 メガホンをとった大友監督は、これまで『るろうに剣心』シリーズや、『ミュージアム』など大きな仕掛けやガジェットに力を注いだ作品を手掛けているが、本作では比較的動きの少ない将棋が題材。「最初は地味で大変だなと思ったんです」と胸の内を明かすと「でも、取材を重ねる中で、やはりものすごい世界だなと気づかされることが多かった。だって10時間とか時間をかけて、相手と向き合い、何十手何百手先の手を読み合う世界ですから。その緊張感といったら、実は剣と剣が触れ合うのと同じぐらいダイナミックで繊細。目に見える身体の動きこそ、とても小さいのですが、そのぶん差し手の表情をじっくり覗いていくと心の動きは大きく見える。やはり映画で見てこそ映える世界であり、何より大画面向きだなと確信しました」と笑顔を見せる。

 大友監督の言葉通り、神木や伊藤英明、佐々木蔵之介ら棋士たちの将棋にかける思いや、一手の重みがスクリーンを通じてひしひしと伝わってくる。神木も「記録に残っている棋譜をもとに、20~30手覚えて臨みました。すごい緊張感のある撮影で、駒を指すパチンという音に心が正されました。かなりの長回しの撮影だったので、すべてを大友監督に委ねました」と撮影を振り返っていた。

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