クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

広末涼子、駆け抜けた“平成”「おばさんになったら女優を辞めたいと思ってた」

エンタメ

広末涼子、『僕とシッポと神楽坂』インタビューフォト
広末涼子、『僕とシッポと神楽坂』インタビューフォト クランクイン!

 「駆け抜けたって感じかなあ(笑)。それは女優としても、女性としても」。デビュー、結婚、出産を経験した平成という時代についてそう語るのは、女優の広末涼子だ。10月12日にスタートする金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)ではシングルマザーの動物看護師を演じる彼女に、母になったことで経験した変化、女優として目指す境地などについて語ってもらった。

【写真】『僕とシッポと神楽坂』広末涼子インタビューフォトギャラリー

 たらさわみちの同名漫画を基にする本作は、若き獣医師・高円寺達也(相葉雅紀)が、動物看護師のトキワ(広末)や、動物たち、その飼い主たちと織りなす心温まる日々を描く。トキワに共感する部分を聞くと広末は「全てのものに対して、すごくまっすぐで、一生懸命で、愛情深くて、正義感の強いところ」と頬を緩ませる。

 1995年、15歳の時にCMで芸能界デビューを果たすと、空前のヒロスエブームを巻き起こし、ジャンルを問わずさまざまな作品に身を投じてきた広末。トキワはシングルマザーとして一人息子を育てているが、広末自身も母親である。幼少期から物語が大好きだったという彼女は、初めて母になった頃を「芸能界から離れたことで、本当に久しぶりに、自分が観客になれた喜びがあって、初心に帰らされました」と述懐する。

 母になる前の時期は、アウトプットすることに腐心し、周囲の評価や雑音にも気を取られていたと言い「テーマがないドラマじゃ意味がないとか、役に対する枷がないといけないという風に凝り固まったり、武装していたことに、離れたことで初めて気づかされて」としみじみ。母になることで、そうした自縄自縛の状態を脱したという彼女は「作品に関わっていくのがさらに楽しくなって、役を頂けるありがたみも改めて感じられるようになったんです」と振り返る。

 「家に帰ったらスイッチを切り替えないといけない現実や生活があることで、逆に集中力が増したり、引きずり過ぎない。限られた時間の中で、自分のできる限りのことをするという集中力が生まれたりと、プラスに考えて今は向き合えている気がします」。そう語る広末も、今年の7月で38歳になった。

1ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る