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真野恵里菜、公私ともに変化した2018年 「支えになりたい」が基本に

映画

映画『青の帰り道』に主演する真野恵里菜にインタビュー
映画『青の帰り道』に主演する真野恵里菜にインタビュー クランクイン!

 女優・真野恵里菜の主演映画『青の帰り道』が12月7日より公開を迎える。本作で真野は、歌手を目指す女性の夢や希望、葛藤や挫折、憤りなど揺れ動く機微を見事に表現している。2018年は本作を含め4本の劇場映画公開、さらにプライベートでは結婚と公私ともに大きな転換期を迎えた。今、真野はどんな思いを抱いているのだろうか――胸の内を聞いた。

【写真】真野恵里菜、公私ともに大きく変わった2018年を語ったインタビューフォト

 真野が演じたカナは、東京近郊に住む歌手を夢見る女の子。自身の“才能”を信じつつも、現実はそう甘くない。それでも“夢”を信じて前を向く姿は、真野の心に大きく響いたという。「歌手になりたい、東京に行って夢を叶えたいというのは、私と似ている部分がある」と語ると「これまで役をいただくとき『自分で大丈夫かな』と不安に思うことが多かったのですが、台本を読んだとき『この役は私がやるんだ!』という強い決意が持てた」と真野にとって特別な位置づけの作品になる予感があったという。

 真野自身、アイドルから芸能活動をスタートし、その後女優へと軸足を移したときの気負いや葛藤、苦しさなどを過去のインタビューでも隠すことなく語っていたが、本作で演じたカナが、過酷な人生に落ちていってしまうことに「私も、少し違う道を歩いていたら、底のない穴に落ちていってしまったかもしれない」という恐怖心があった。しかし、だからこそリアルな表現ができた。真野が演じたカナの生々しさは特筆できる。「私がやりたかったお芝居ってこういうことだったのかも」と大きな気づきが得られた現場だったという。


 本作は、出演者の突然の降板などで、一旦撮影が中止になり、完成まで想像を絶する困難があった。「残された私たちはどうしたらいいか。今まで考えたことがなかったことをたくさん考えました。悔しさもありましたが、苦楽を共にした仲間のおかげで、負の感情を抱くぐらいなら、撮影の再会を目指して前を向いて頑張ろうという気持ちになれました。その意味でも私にとって忘れられない作品なんです」。

 さらに真野は「撮ったものが人に届いて初めて役者という仕事が成り立つんだなと思った」としみじみ語ると「その人の生きざまが作品に出ると思う。その意味で怖さもあるし、決して楽しいことだけではないけれど、この作品を経験して、お金を払って映画を観てくださった方々に、何かしら残したいという思いが強くなりました。自分が役者というお仕事をする意味も考えさせられましたし、この仕事を続けていきたいと強く思えるようになった映画でした」と強い視線で語る。

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