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杉咲花「プライベートでは役を引きずらない」 演じるスタイルに変化

映画

◇ラジオは“個”の杉咲花としての楽しみ


 オンとオフの切り替え、「分からなくてもいい」という考え…これまで自身にかけ続けてきたプレッシャーから開放するというスタンスをとった杉咲。こうした方向性の同一線上に位置するのが、ラジオのDJの仕事なのかもしれない。自身がパーソナリティーを務める『杉咲花のFlower TOKYO』(TOKYO FM/毎週日曜8時)を始めて、この10月で1年になる。「ずっと自分がやりたいと思っていたことだからかもしれませんが、とにかく楽しいんです」と目を輝かせる。続けて「スタッフさんたちも優しいですし、ラジオのブースに入ると、本当にハッピーな気持ちになります。女優の仕事も楽しいのですが、ラジオは個の杉咲花として楽しめています」。
 
 本作で、アプローチ方法を変えたことによって生まれた良い意味での余裕は、杉咲の表現を、さらなるステージに上げるかもしれない。(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)

 映画『楽園』は10月18日全国公開。

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