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香取慎吾×三谷幸喜、20年以上の付き合いにも「なれ合いはない」

エンタメ

ドラマ『誰かが、見ている』メイキングカット
ドラマ『誰かが、見ている』メイキングカット(C)2020 Amazon Content Services LLC

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香取慎吾

三谷幸喜

 ドラマ『古畑任三郎スペシャル VS.SMAP』(フジテレビ系)を皮切りに、『HR』(同系)、大河ドラマ『新選組!』(NHK総合など)など、共に多くの作品を生み出してきた香取慎吾と三谷幸喜が、ドラマ『誰かが、見ている』で再びタッグを組む。20年を超える付き合いの2人が、『HR』以来となるシットコム(シチュエーション・コメディ、登場人物の置かれる状況によって観客や視聴者を笑わせる作品)の新作を振り返り、「なれ合いじゃない」間柄について語った。

【写真】香取慎吾×三谷幸喜がタッグ ドラマ『誰かが、見ている』場面写真&メイキングカット

■ 20年を超える関係にも「新鮮な緊張感」

(C)2020 Amazon Content Services LLC
 主演・香取慎吾、脚本/演出・三谷幸喜でおくるAmazon製作の日本オリジナルドラマシリーズ第1弾『誰かが、見ている』。失敗ばかりの主人公・舎人真一(香取)の日々を、隣人(佐藤二朗)がのぞき見する中で、騒動が巻き起こっていく。

 何度も重ねてきたタッグについて、香取は改めて「いろんなものを生み出す三谷さんの才能にほれていますし、三谷さんのことが本当に好きです。作品に参加できるだけで幸せです」と率直な本音を語る。「自分がいない三谷さんの作品を観ると『なんで僕はここにいないんだろう』と思う。でもすぐに、『ここには僕は必要ないと、三谷さんが思ったからいないんだ。でも次なのか、その次なのか、三谷さんが僕とやりたいと思ってくれることは、まだまだ終わらないはず』と常に思っています」と明かす。

 一方の三谷は「たくさん一緒に仕事をしていますが、仕事以外の場所で香取くんと会うことはありません。仕事のときだけガッと集まる感じ。だから毎回、新鮮な緊張感があります」といい、「なれ合いはない」と言い切る。

 「僕と香取くんは、僕がこういうものをやりたいと脚本を書いて、これをやってくれと伝えて、それを香取くんがやってくれる関係。それはその都度のことで、いつか『いや、これ僕とは感覚が合わないからできないです』と言われる日が来るかもしれない。だからなれ合いみたいなものはなくて、毎回、緊張感の中での仕事を意識しています」と20年を超える関係性について明かす。

■ 三谷の衝動に香取が機敏に反応 20年超で培われた“あうんの呼吸”

(C)2020 Amazon Content Services LLC
 毎回が真剣勝負という2人が、『HR』以来となるシットコムに挑戦する。香取は今回の役どころについて「僕は三谷さんとだと勝手に、“(周囲に)振り回される役”だと思ってしまっているところがありました。でも今回は僕が人を振り回す役なんです」と説明。そんな香取との仕事の中で、三谷にとって特にうれしかった瞬間があったという。

 「稲垣さんが出た回なんですけど、突然、“香取さんにプリンを食べてほしい!”という衝動に駆られまして。本番のとき、テーブルにプリンを置いたんです。それを香取さんが、芝居をしている中で見つけて、僕が食べてほしい食べ方で食べてくれた。プリンを突然置くなんて、普通はしないんですよ。俳優さんの芝居を邪魔することになりますからね。嫌がる俳優さんや気づかない俳優さんもいる。でも香取さんは、気づいて、理解して、面白く食べてくれた。本当にうれしかった」と振り返る。

 これを受けて香取は「三谷さんからの出題ですからね。プリンの中に、もし何か入っていたとしても、食べちゃいますよ」と笑う香取。緊張感があるという2人の間に、同時に“あうんの呼吸”と呼べる信頼関係が育まれてきたことが伝わってくる。

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