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山本美月、女優デビューから10年 30代を前に生じた“仕事観の変化”

エンタメ

山本美月
山本美月 クランクイン!

 演劇界をけん引する生瀬勝久、池田成志、古田新太の3人が、“今、一番やりたい芝居を、自分たちの企画で上演したい!”との思いから結成したユニット“ねずみの三銃士”。その6年ぶり4回目の公演となる『獣道一直線!!!』に、女優の山本美月がヒロインとして参戦する。舞台は2度目の挑戦となる山本に、本作への思いや最近起きたという心境の変化について聞いた。

【写真】柔らかな笑顔もキュートな山本美月 インタビュー撮り下ろしフォト

◆6年ぶり2回目の舞台 芸達者との共演に「稽古の恐怖の夢ばかり見ます」

 独身男性3人が次々と殺害される。3つの事件に関心を持ったドキュメンタリー作家が取材を続けると、ある1人の女性の存在が浮かび上がってくる。3つの事件を軸にブラックな笑いを交えながらも、どこか不気味で中毒性のあるストーリーが展開される。

 “ねずみの三銃士”発案のネタをベースに、宮藤官九郎が脚本を書き下ろし、演出には河原雅彦を迎えるなど、そうそうたる実力者が顔をそろえる本作。2度目の舞台出演となる山本は「6年ぶりの舞台となるのですが、初舞台では同世代の子も多く、そのチームがとても楽しかったので、いつかまた舞台をやりたいと思っていた」と語る。


 前作とは異なり、本作は限られたキャストで構成されるが、「皆さんキャリアがあるので、若干心細さがあります。やっぱり私が一番経験がなく、演出に時間がかかってしまうので、すごく必死。足を引っ張らないかが一番心配です」と心情を吐露。「舞台とかドキドキすることが決まると、失敗する夢を見たりするんです。(これまでは)映画や舞台の本番の恐怖の夢ばかり見てたんですけど、今回は稽古の恐怖。本番よりも稽古が怖くて怖くて。そんな夢ばかり見ました」。

◆“逃げてきた”ダンスにも挑戦

 今回山本は、宮藤が演じるドキュメンタリー作家の妻・かなえ役をはじめ、複数の役を担当するという。「(かなえは)過去にいろいろあってトラウマがあり、男性に嫌悪感を抱いているような役。その子を突き詰めるのが一番難しいです。笑えることをするということも今までなかったので、とっても難しい」と率直な思いを明かすが、“ねずみの三銃士”の3人や宮藤、河原、さらに本作のもう1人のヒロインを演じる池谷のぶえらに優しくアドバイスをもらうなど充実した稽古を重ねているようだ。


 劇中ではダンスパートもあるそうで、「ダンスと歌からは逃げて生きてきたので、やっぱり苦手なんだなって実感しています(苦笑)。リズム感がないので、古田さんにこうステップを踏むといいとか教えていただいています」。

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