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西野七瀬、卒業以来2年ぶりステージ “かわいい演技”は「すっごく恥ずかしい」

エンタメ

西野七瀬
西野七瀬 クランクイン! 写真:高野広美

 西野七瀬が、2月26日から上演されるYellow/新感線『月影花之丞大逆転』で劇団☆新感線に初参加。これまで、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)など映像作品を中心に、女優としてステップアップしてきた西野。「いつか舞台のお仕事はやってみたいっていう気持ちがずっとあった」と話す西野に、稽古場でのエピソードや本番に向けた思いを聞くとともに、乃木坂46を卒業してからの2年間を振り返ってもらった。

【写真】西野七瀬、透明感あふれる“なぁちゃんスマイル”

★卒業以来となるファンの前でのパフォーマンスは「不安だらけ」

 2018年12月のグループ卒業以降、女優として、タレントとして活躍の幅を広げている西野だが、この2年を「体感的には早かったけれども、まだ2年なんだとも思います」と回顧する。


 「卒業したての頃は、初対面の方となかなかお話もできなかったんです。グループにいた時には、キャプテンが『乃木坂46です』とあいさつしてくれていたので、(初対面の人に)『西野七瀬です』とあいさつすることもほとんどなかったんです。なので、あいさつするのにも緊張してしまって…。“集団”でいることが当たり前だったので、一人での活動は心細いところもありました。でも、いろいろな経験を重ねたことで、自分自身も成長できているのかな、いい時間を過ごせていると思います」。


 今回、ライブと舞台という違いはあれど、久しぶりにファンの前でステージに立つことになるが、「どうなるんだろう、少し怖いなという気持ちが今はまだ大きいです」と苦笑いを浮かべた。

 「ライブは、コールがあったり、ファンの方が振りを合わせてくれたりと、みんなが楽しむための空間が広がっていて、一体感を感じられるのがすごく好きでした。ライブが始まる前には毎回、緊張していましたが、始まってしまえば楽しいだけでしたね。でも、今回は、初めてのことなので、不安だらけ。もし、セリフを忘れてしまって、頭が真っ白になってしまったら…誰に助けを求めたらいいんだろうって、今からドキドキしてます(苦笑)」。

★稽古では発声に苦戦

 本作で、西野が演じるのは、ワケありの元トップ女優・水林星美。古田新太、木野花、阿部サダヲら実力派と共に、「劇団月影花之丞」を舞台に、殺し屋やインターポールの捜査官まで登場し、歌あり、笑いありのステージを繰り広げる。いろいろな作品のオマージュも豊富に散りばめられる本作、ポスタービジュアルでは『アニー』のような髪型をした西野がセーラー服でマシンガンを抱える姿が話題を呼んだ(もっとも西野自身はこの元ネタは知らなかったらしい)。


 西野は、本作のオファーを受けた当時の心境を「うれしいよりも先にびっくりが勝っていました」と話す。劇団☆新感線の作品はもともと大好きで観ていたそうで、だからこそ「できるという確信があったわけではないけど、絶対にやりたい!」と強く思って出演を決めた。


 熱い思いを持って、臨んだ本作だが、「お稽古では発声が難しいです」と苦労もしている様子。

 「稽古終わりに、(演出の)いのうえ(ひでのり)さんに、個人的に教えていただいたり、古田(新太)さんにアドバイスをいただいたりもしていますが、まだまだ思うようにできなくて…。自分が舞台を観に行ったとしたら、どれほど一生懸命演じていても、声が聞き取りにくかったらもどかしくなると思うので、そうならないように意識しています」。

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