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森川智之&甲斐田裕子、『バイオハザード』映像の進化に「実写のつもりでやっている」

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●「吹き替え」という仕事、その第一線を歩んできた2人だから思うこと

――お2人とも声優としてベテランの域に入っています。今作以外での共演も多いですが、お互いに若い時に抱いていた印象と、今こうやって最前線にいることについて思うことはありますか?

森川:まず、僕らがこうやって吹き替え声優の中心にいることがうれしいんです。2013年の声優アワードで新設された、外国映画・ドラマ賞は、最初の受賞者が僕ら2人なんです。あれからこうやって常に中心にいるからこそ、胸を張って吹き替えの世界でやっていると言えると思うんです。

甲斐田:最初に会った頃から、森川さんはすでに最前線の人でした。あの頃は、吹き替え声優とアニメ声優は別のものというか、同時に活躍している人はあまりいなかったんです。でも、森川さんは当時からどっちもできる人で。憧れの先輩だったんですけど、少しずつ近づいてこれたのかなと。おこがましいかもしれないですけど、もっとこの業界を発展させるためには、私たちが引っ張っていかなきゃ、と考えるようになりました。


森川:うちの養成所にも、甲斐田さんみたいになりたいって、目指してる人いっぱいいるよ。甲斐田さんもそういう立場の人になったんだなって思うとうれしいですね。

吹き替え声優は、ずっとレジェンドの大先輩がけん引してきた世界なんです。でも、いつまでも僕らがそこに甘えていてもしょうがない。今後は僕らが引っ張っていく。そうすれば若い人たちも吹き替え声優を目指してくれると思うんです。若い人たちは、今活躍してる人たちを見て目指すわけですから。だから僕らの世代が、吹き替えの歴史を担っているという気持ちにならないといけない。もう、僕たちはそういう立ち位置になってきているんだと思っています。

 数多くの作品で吹き替えを担当し、その最前線で戦ってきた2人がそろう『バイオハザード:インフィニット ダークネス』。時にユーモアを交えながら穏やかに語る口調からは、吹き替えの仕事に向き合う真摯(しんし)な姿勢と責任感がひしひしと伝わってくる。これからレジェンドになっていくであろう2人の活躍にますます期待したい。(取材・文:稲生稔 写真:松林満美)

 Netflixアニメシリーズ『バイオハザード:インフィニット ダークネス』(全4話)は全世界独占配信中。
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