クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

「第2回 日本ホラー映画大賞」開催決定 ゆりやんレトリィバァが新選考委員に

映画

「第2回 日本ホラー映画大賞」キービジュアル(画:冨安由真)
「第2回 日本ホラー映画大賞」キービジュアル(画:冨安由真)(C)Yuma Tomiyasu, photo by Ken Kato

関連 :

清水崇

ゆりやんレトリィバァ

堀未央奈

小出祐介(Base Ball Bear)

FROGMAN

 KADOKAWAは、令和の新たなホラー作家の発掘・支援を目的に、ホラージャンルに特化したフィルムコンペティション「第2回 日本ホラー映画大賞」を開催することを発表した。選考委員長は昨年に続き清水崇監督が務め、選考委員として新たにコメディアンのゆりやんレトリィバァが参加する。

【写真】「第2回 日本ホラー映画大賞」審査委員

 日本初のホラージャンルに絞った一般公募のフィルムコンペティションの第2回目。大賞受賞者には、応募作品のリメーク版、または完全オリジナル新作映画の監督を担ってもらい、作品は2023年以降の劇場公開を目指す。また、アニメ部門賞も設置し、ホラー・アニメーションの先駆的才能を見いだし、支援していく。

 審査員特別賞、運営委員会各賞受賞者にはそれぞれ賞金が用意され、大賞、各賞に選考された作品は劇場公開や配信展開を予定している。

 最終審査の選考委員長は、前回に引き続き『呪怨』シリーズ、『牛首村』の清水崇監督が務める。選考委員には、元乃木坂46で女優の堀未央奈、映像クリエイター・監督・声優のFROGMAN、ロックバンド・Base Ball Bearの小出祐介、映画ジャーナリストの宇野維正と各界のホラーマスターが前回に続いて集結するほか、新たにコメディアンのゆりやんレトリィバァが参加。一層多様な観点から、新しい才能の発掘を目指す。

 第1回の応募総数は100本を超え、どれも力作ぞろい。清水監督からは「怖い空気が捉えられている作品ってなかなかないのですが、この作品にはゾッとさせられました(授賞作『父さん』に対して)」、堀からは「日本のホラーではあまりないようなグロテスクな描写や、人間の心理を突いたモノもあり(見終わった後の)充実感がすごかったです」などと賛辞が贈られ、大賞受賞者・下津優太は現在、KADOKAWA主導のもと商業映画デビューとなる長編ホラー作品を鋭意制作中。2023 年内の公開を目指している。

 応募期間は、10月3日10時から11月30日23時59分まで。プロ・アマチュアを問わず、年齢、性別、国籍などの制限なく、誰でも応募できる。

 募集対象作品は、実写映像作品では3~90分程度の未発表・完全オリジナル新作。アニメーション映像作品では10秒~30分程度の未発表・完全オリジナル新作。

 大賞は、賞金20万円に加え、副賞として、運営委員会製作による新作長編映画の監督を担当してもらう。アニメ部門賞は賞金20万円。

 このほか、▽将来性を感じさせる作品に贈られる審査員特別賞(賞金15万円)▽記憶に刻まれるような恐怖や狂気の演技を見せた出演俳優に送られる優秀俳優賞・ホラーちゃんねる賞(賞金5万円)▽“オトナ”になる前の荒削りで、とがった、最新の感性とセンスを持つ原石に対して贈られるニューホープ賞(賞金10万円)▽前例のないアプローチに果敢に挑み、新しいホラー体験を与える作品に贈られる株式会社闇賞(賞金10万円)▽「配信動画で見たい!!短編作品」に贈られるオカルト部賞(賞金10万円)▽映画プラットフォームならではの視点で、見る者が怖さを「楽しめる」、映画ファンに広く愛される作品を選出するMOVIE WALKER PRESS賞(賞金10万円)▽優れたキャラクターが登場する作品に贈られる豆魚雷賞(賞金10万円)―の各部門が設置される。応募方法等、詳しくは公式サイトにて。

 チェアマンであるKADOKAWAエグゼクティブ・フェローの井上伸一郎は「まだ誰も見たことのない表現、思いもつかなかった着想、実験的・刺激的なチャレンジ。ホラーというジャンルの地平線には、まだまだ開拓されていない可能性があるはずです。『第2回日本ホラー映画大賞』をきっかけに、世界にはばたく新星が生まれることを楽しみにしています」とコメント。

 選考委員長の清水監督は「ホラー映画は“蔑視”や“偏見”あってこそ、だと僕は思っている。市民権を得過ぎて、皆に両手を広げて迎えられるホラーなど、きっと面白く(怖く)ないだろう。元来、恐怖は本能的な防御心から発生している感覚だが、『怖そうだけど、こっそり覗いてみたい……』この“こっそり覗く”怖いもの見たさの衝動こそ真骨頂で、安全圏内で恐怖を娯楽たらしむ事が出来る人間ならではの贅沢な特権ではないか……と思える」と語り、「幽霊でも人でも現象でも何でもいい……大いなる“蔑視”や“偏見”を乗り越え、大人になっても…否、現実に汚染された大人にさえも、脳裏から離れないような印象を与えてくれる〈恐怖〉を心待ちにしている」と呼びかけている。

 スタッフ、選考委員コメント全文は以下の通り。

1ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る