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木村拓哉『レジェンド&バタフライ』、3日間で4都市舞台挨拶を敢行 全国のファン大歓喜

映画

木村拓哉、映画『レジェンド&バタフライ』京都舞台あいさつに登場
木村拓哉、映画『レジェンド&バタフライ』京都舞台あいさつに登場(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

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木村拓哉

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伊藤英明

 映画『レジェンド&バタフライ』の全国キャンペーンが行われ、主演の木村拓哉をはじめとしたキャスト陣と大友啓史監督が3日間にわたり名古屋、岐阜、福岡、京都の4都市を巡り、それぞれの試写会場にサプライズ登場。映画の魅力を語り尽くした。

【写真】京都での会見にそろって登場した木村拓哉と綾瀬はるか

 本作は、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く。信長を木村、濃姫を綾瀬はるかが演じる。

<1日目 名古屋・岐阜レポ>

 1月21日には木村と共演の伊藤英明、大友監督が愛知県・熱田神宮を訪れ、映画の大ヒットを祈願した。「(映画の)公開前にお邪魔させていただき、役を演じるだけではない嬉しさがあります」と感謝を伝えた木村。

 熱田神宮は織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、戦に勝利を収めた信長が奉納したとされている信長塀を見学した木村は「その当時からある空間に監督と共演者とともに参拝できたことは、非常に清められた感じがして、すごくありがたかったです」と感慨深く語り、学生の頃、合格祈願のため熱田神宮を参拝したことがあると振り返った。

 伊藤は「僕自身も信長ファンで熱田神宮にも特別な思いもあって、その神社に映画のヒット祈願を兼ねて、敬愛する木村拓哉さんと大友監督と参拝できて本当に良い思い出になりました」と笑顔をにじませた。

 大友監督も「撮影前に信長という存在を実際に感じたくて、信長に関わる場所をいくつか訪ねて回らせていただいたのですが、ここは来られなかったので公開前のタイミングで信長様の良い霊気に触れたというのか、心が澄んだ気持ちになりましたね」とコメントを残した。大安の土曜日で多くの参拝客が訪れていた熱田神宮。突如現れた木村たちに参拝客は熱狂した。

 熱田神宮を後にした一行は、昨年11月「ぎふ信長まつり」で日本中のトレンドを席巻したことでも記憶に新しい岐阜の地に凱旋(がいせん)し、お祭りの成功を支えた関係者・スタッフたちが参加した試写会にサプライズ登場。

 木村が「去年、信長まつりでは皆さんのお力添え本当にありがとうございました」とお礼を伝えると、大友監督も「二人の騎馬武者行列を見ていて、岐阜の皆さんのバックアップに感動しました。この映画は岐阜の皆さんの支援がなければ成功はしないと思いますし、皆さんにこの作品を応援していただいて沢山の方に愛してもらえたらと思います」と感謝と作品への思いを話すと、客席からは温かい拍手が送られた。

 岐阜県出身の伊藤は「お祭りの前日に木村さんと岐阜城に一緒に行ったのですが、木村さんが岐阜城から岐阜の町を見た時に、『信長と濃姫にはもう少し生きていて欲しかったな』と仰っていて、それが凄く刺さって、岐阜人としてその景色がある所に生まれ育って良かったと思いました。岐阜の皆さんにはこの映画をご覧になっていただいて、信長と濃姫に思いを馳せながら岐阜の町の良さを感じて欲しいなと思いました」と振り返った。

 岐阜での舞台あいさつを終えた木村、伊藤、大友監督は再び名古屋に向かい、一般向けに開催されていた試写会にもサプライズで訪れることに。映画を鑑賞したばかりで余韻が冷めやらぬ観客を前に姿を現した木村、伊藤、大友監督は割れんばかりの拍手の中迎えられた。

 午前中に熱田神宮を訪れていたことについて木村は「今日は熱田神宮でヒット祈願をさせていただきました。(信長と)関係の深い神社にお邪魔させていただき、自分を招いてくれたという形でしたので非常に嬉しかったです。その当時から今日に至るまで同じ場所に同じものが存在してくれているということにも感動しました。あの神社の中に足を踏み入れた瞬間に空気が違うなと感じましたので、あそこにはきっといらっしゃると思います」と感謝を示した。

 続けて伊藤も「監督と木村さんの後ろを歩いていたんですけど、木村さんが歩かれると参拝のお客様がわっと分かれて幸せそうな顔で見てらっしゃるんですよ。信長も戦場へ向かう前、こうして兵の士気を高め勝利を掴みとったって、その時の僕自身の捉え方ですけど、信長は民や兵の士気を高めて一つの目標に向かっていくんだなって。いつもの参拝とは違う雰囲気を感じながら公開も間近ですし、いよいよ始まるんだっていう緊張感と高揚感を味わっていました」とほおを緩ませていた。

 撮影中の木村の印象を聞かれた大友監督は「途中から僕の中では木村拓哉と織田信長が一致していましたね。これは演出する上でとても大事なことで。信長だから“これは”やってはいけないという考えになると、せっかくの面白いアイデアが出来なくなってくる。ある段階から目の前にいる木村拓哉がイコール織田信長になりましたね」と自信をのぞかせた。

次ページ

<2日目 福岡レポ>

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