竹下景子が「秘めた恋」を抱えたおばあちゃんに 映画『おばあちゃんの秘密』製作決定
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今関あきよし監督が、竹下景子を主演に迎え、新潟県胎内市を舞台に祖母と孫の世代を超えた交流を描く映画『おばあちゃんの秘密』の製作が決定。キャスト＆スタッフコメントが到着した。
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本作は、ウクライナ、ロシア、岩手、鹿児島など様々な国・地域を背景に、美しい映像と優しい眼差しでそこに生きる人々を描き続ける今関あきよし監督が、新潟県胎内市を舞台に、初めて手がけるシニア世代の恋愛映画。4月より胎内市や企業の協力を受けつつ撮影を開始し、2026年春の公開を目指す。
亡くなった祖母・時子の遺言で、東京から遺品整理のため新潟県胎内市にやってきた孫娘の莉莉。夫亡き後、長く一人暮らしだった時子の家の中で、夫以外の男性との書簡の束を見つけてしまう。莉莉が町の人たちとの交流を通し、「おばあちゃん」ではない、ひとりの女性として時子の姿を見つけ出し徐々に成長していく姿を、千本桜や水音響く本町通りなど胎内市の美しい風景を織り交ぜつつ描き出す。
祖母・時子を演じるのは、数多くのテレビ・映画・舞台で活躍する竹下景子。竹下は「愛おしく、時に切ないおばあちゃんを明るく演じられたらと思います」と意気込む。
その孫・莉莉には、映画『魚の目』や『あした、授業参観行くから。』など話題作に立て続けに出演する島田愛梨珠。自身が演じる役柄について「自分が一番理解していると信じて疑わない家族のことさえ、本当に知っていることはほんの一部かもしれません。私が今回演じる主演の鴨下莉莉という女性もきっとそうだと思います」と語っている。
そのほか、竹下と共演するのは『祭りの準備』以来50年ぶりとなる江藤潤が、時子が長年密かに思いを寄せていた男性・室井を演じる。さらに、胎内市出身の長谷川玲奈、『恋脳 Experiment』などの篠原雅史、今関監督作の常連である大島葉子、利重剛らが脇を固める。
なお本作は、2月22日0時より、モーションギャラリーにて製作資金を募るクラウドファンディングも始動。出張上映会やスタッフ・キャストのサイン入り台本など、豪華リターンが用意されている。
映画『おばあちゃんの秘密』は2026年公開予定。
キャスト＆スタッフのコメント全文は以下の通り。
