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本木雅弘主演、NHK戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』制作開始 被爆者の声を集め続けたジャーナリストの実話

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戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』で主演を務める本木雅弘
戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』で主演を務める本木雅弘

 本木雅弘が主演する戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』(総合テレビ)が、制作開始された。

【写真】本木雅弘、インタビュー撮りおろしショット

 本作は、原爆投下から80年の今年、被爆者たちの「声」が問いかける、私たちへのメッセージ。長崎に暮らし、被爆者の声を集め続けたジャーナリスト伊藤明彦の実話を元に、原爆によってもたらされた数奇な出会いの物語を、主演に本木雅弘を迎え、広島に育った池端俊策が描く。

 高度経済成長を遂げた1972年の日本。もはや戦後ではない。日本人の誰もが豊かさを追い求めていた。その時代のすう勢に逆らうかのように、長崎の放送局出身のジャーナリスト・辻原保(本木)は、被爆者の声を集め出す。しかし、当時はまだ原子爆弾の被害は生々しく、被爆者体験はそもそも語るべきものではなかった。そんな時代での被爆者体験の録音、それは周囲からも理解されない「孤独で」過酷な作業だった。

 その最中、辻原は一人の被爆者・九野和平と運命的な出会いを果たす。九野が語る「声」に心を激しく揺さぶられる辻原。この「声」を伝えていきたい。一方で、その「声」は多くの謎にも満ちていた。

 これは原子爆弾が投下されて数10年経ったのちになっても、なお被爆の劫火に灼かれ続けたふたりの男のふしぎな出会いを描いた、事実に基づく物語である。

 戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』は、NHK総合にて8月放送。

※本木雅弘、作・池端俊策ほかのコメント全文は以下の通り。

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