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菅原文太

菅原文太 出演映画作品

  • おおかみこどもの雨と雪

    おおかみこどもの雨と雪

    制作年:2012年7月21日(土)公開

    『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田守監督の新作。若くして“おおかみおとこ”と恋に落ち、雨と雪というふたりの子を授かった人間の女性・花が、“おおかみおとこ”の死後、都会を離れて自然の豊かな地で懸命に子を育てる姿を描く。脚本の奥寺佐渡子、キャラクターデザインの貞本義行ら、これまでの細田作品のスタッフが再集結している。

  • ゲド戦記

    制作年:2006年7月29日(土)公開

    世界中に多くの読者を持つ児童文学の傑作「ゲド戦記」が、スタジオジブリの手でアニメ映画化された。監督・脚本を、宮崎駿の息子である宮崎吾朗が担当。均衡が崩れ始めた異世界を舞台に、人間らしい生き方や命の大切さを問いかける。

  • 妖怪大戦争〈2005年〉

    制作年:2005年8月6日(土)公開

    日本古来より伝わる妖怪が120万匹も登場する、前代未聞のファンタジー大作。俳優の近藤正臣や竹中直人、ロッカーの忌野清志郎、ナイナイの岡村隆史など各界の第一人者が妖怪役で出演! 最新VFXによるド迫力バトルから、脱力必至の爆笑ギャグまで、サービス満点のお祭りムービーだ。

  • わたしのグランパ

    制作年:2003年7月19日(土)公開

    『ボクの、おじさん』の東陽一監督が、筒井康隆の同名小説を映画化。かつて殺人を犯した祖父と心を通わせた孫娘の成長を描く。名優、菅原文太がアクション・シーンにも挑み祖父役を熱演。

  • 千と千尋の神隠し

    制作年:2001年7月20日(金)公開

    「もののけ姫」以来となる宮崎駿の最新アニメ。神々が湯治に訪れる湯屋で働くことになった現代っ子の奮闘を、ダイナミックかつ深遠なシークエンスの連鎖から浮き彫りにしていく。

  • どら平太

    制作年:2000年5月13日(土)公開

    巨匠、市川崑の74本目の監督作となる娯楽時代劇。山本周五郎の『町奉行日記』を原作に、型破りな行動で勧善懲悪を成し遂げていく男の活躍を、ユーモアたっぷりに描き出す。

  • 傷だらけの天使〈1997年〉

    傷だらけの天使〈1997年〉

    制作年:1997年4月19日(土)公開

    1970年代の同名TVシリーズをモチーフに、アウトロー・コンビの気ままなみちのく旅行を綴るロード・ムービー。横田基地の近くにオンボロ探偵事務所を構える木田満が、死に際のヤクザから一人息子、蛍を母親のもとに連れていってほしいと頼まれる。八戸に向かう途中、満の相棒、久も車で駆けつけるが、ようやく会えた母親はケンもほろろで、怒った満たちは大ゲンカを起こしてしまう。トレンチコートにサングラスという豊川悦司のファッションや人情もろいキャラクターがいい味を出しており、“カッコ悪く生きることのカッコ良さ”がじわりとにじみ出る。観光地的なスポットがまったく登場しない東北旅情も妙に心地よく、主人公がみちのくプロレスのリングに乱入するシーンが爆笑を誘う。

  • 神戸国際ギャング

    制作年:

    高倉健と菅原文太の顔合わせによるギャング映画。終戦後の神戸は新興暴力団が横暴をきわめていた。団と大滝はこれに対抗すべく無法者を集めてギャング団を結成。激戦の末ギャング団が勝利を収めるが、ダイヤをめぐって団と大滝が対立する。

  • 人斬り与太 狂犬三兄弟

    制作年:

    「現代やくざ・人斬り与太」の深作欣二・菅原文太のコンビによる“現代ヤクザ”シリーズの番外編とも言うべき1本。6年の刑を終えて出所した文太演じる若いヤクザが、自分をけむたがる新興ヤクザ組織にゲリラ作戦で立ち向かうが、ついに惨殺される。狂犬のような若いヤクザを文太が熱演。

  • 大脱獄

    制作年:

    高倉健と菅原文太共演のアクション・ドラマ。二人が演じるのは、濡れ衣で死刑囚となった男・梢と、ガンで苦しむ母を殺し服役した国岩。彼らが極寒の網走刑務所を脱獄し、梢を陥れた男に復讐するまでを描く。石井輝男脚本・監督の“網走番外地”シリーズの番外編ともいえる。

  • 関東テキヤ一家

    制作年:

    昭和30年。テキヤ一家の若者、国分は二度とドスは抜かないと誓っていた。ところが、縄張り争いが激化。親友や仲間を次々に殺され、ついにはこらえにこらえた怒りを爆発させてしまう。

  • 日本女侠伝 鉄火芸者

    制作年:

    子供の頃、見ず知らずの男から受けた恩が忘れられず、10年たった今でもその男のために操を守り通していた辰巳芸者の小しず。偶然にも彼女はその男・小林勇吉とめぐり合うが、彼はヤクザ稼業に身を染めていた。

  • 太平洋戦争・謎の戦艦陸奥

    制作年:

    瀬戸内海柱島沖の秘密停泊地に停泊中の戦艦陸奥が、謎の爆沈を遂げた事件に基づいて作られた作品。ここでは、スパイの仕掛けた時限爆弾によって爆沈させられたという設定に。しかしその語り口はうまく、サスペンスの盛り上げ方も堂々たるものだ。

  • 日本女侠伝 激斗ひめゆり岬

    制作年:

    復興途上の沖繩を舞台にした一編。運送会社の女経営者・与那嶺ゆりは、母親の郷里新城部落の悲惨な現状を立て直そうとする。しかし、悪らつな岩松組の妨害にあい仕事ははかどらない。岩松組の客分として迎えられた中上鉄は、岩松組の卑劣なやり口に反発し、ゆりの側につく。

  • 死闘の伝説

    制作年:

    木下作品としては珍しくアクション映画的要素を持った作品。太平洋戦争末期の北海道を舞台に、疎開してきた園部家の娘に村長の息子との縁談が持ち込まれる。だが村長の息子は大陸で残虐行為をしていたため、園部家はこれを断る。以来、村人たちの園部家への嫌がらせが始まり……。異色の戦争寓話でもある。

  • 現代やくざ 人斬り与太

    制作年:

    深作欣二監督のバイオレンスが爆発するエキサイティングな一編。川崎の売春街に育ち、感化院とシャバを往復していっぱしの愚連隊番長にのし上がった勇。街を二分するヤクザのボスたちにたてついて、がむしゃらに暴れまくった果てに、野良犬のように撃ち殺される様が壮絶。

  • 日本暴力団 組長

    制作年:

    沖中組の代貸・塚本は、8年の刑を終えて出所。組員の死とともに彼は組長に就任する。関東連合会と反目するシマ争いから組員が殺され、塚本はいよいよ殴り込みに……。

  • 仁義なき戦い 広島死闘篇

    制作年:

    前作は主人公・広能がヤクザ社会に身を置いてから、抗争事件に疲れ、山守に盃を返すまでを、欲望渦巻く人間の集団劇として描いたのに対し、今回はその中で生きる若者にスポットを当てている。時代は第1作のラストからさかのぼり、朝鮮動乱。工員だった山中は博奕のトラブルがもとで刑務所に服役する。出所した山中は、村岡組組長の姪・靖子のところへ身を寄せ、村岡組の組員になる。やがて村岡組に盾つく大友との間で抗争が起こる。山中は広能たちと違って、戦争には行かなかった遅れてきた世代であり、その痛恨がいたるところに描かれている。

  • 仁義なき戦い 頂上作戦

    制作年:

    昭和38年、広島は西日本広域暴力団・明石組と神和会の代理戦争の場と化していた。相次ぐ抗争事件への市民の批判から、警察は頂上作戦を敷く。明石組系の打本組と広能組、神和会系の山守組の双方は激しく対立。広能の組員が槙原の組員に射殺されたことから抗争は一段と激化する。一方、山守組系の早川組の組員が女を巡り、打本組の組員を射殺したため、明石組が大挙して広島へなだれ込む。しかし、老獪な山守の画策によって広能は別件逮捕され、形勢は逆転する……。

  • バカ政ホラ政トッパ政

    制作年:

    銀座を舞台に暴れまわる3人の無鉄砲野郎を描いたアクション映画。無鉄砲3人組と言えば深作欣二監督の傑作「人斬り与太 狂犬三兄弟」(1972)を思い出すが、中島貞夫監督のこの作品では3人はひたすら脳天気に暴れまくる。

  • ダイナマイトどんどん

    制作年:

    昭和25年、北九州一円で昔堅気の岡源組と新興ヤクザの橋伝組の間での抗争がエスカレートし、民主的に抗争を解決しようという警察署長の提案で、野球大会が開かれる。愛する女をめぐる争いも絡んで、一筋縄ではいかない、まさに懲りない面々の戦い模様が笑わせる。背番号が花札のカードになっていたり、小指がないために誰も打つことのできない魔球できりきり舞いさせるなど……。次第にスパイクを尖らせ、バットに鉛を埋めた一人一殺の殺人野球に発展して、観る者はあっけにとられ、彼らのあくなき闘争心に脱帽させられるに違いない。岡本監督の変化球がコーナーいっぱいにキマった作品。DVDは「岡本喜八・邂逅編/STRANGERS DVD-BOX」に収録。

  • 日本の首領〈ドン〉 やくざ戦争

    制作年:

    飯干晃一の原作をオールスター・キャストで映画化した東映久々の大型シリーズ。全国制覇を目指す暴力団中島組の首領・佐倉一誠の苦悩の日々を描く。

  • トラック野郎 望郷一番星

    制作年:

    北海道へ向かうカーフェリーの中で出会った美しき牧場経営者・亜希子に一目惚れの桃次郎。彼女の牧場で重病の小馬を助けて信頼を厚くするが、亜希子にはすでに婚約者がいた……。金造の子供がついに10人になる。

  • 仁義なき戦い 代理戦争

    制作年:

    今回の舞台背景となるのは昭和35年から38年の高度成長時代。前2作ではまだ組員だった広能も広能組の組長になるなど、組織的に固まってきた広島ヤクザの陰謀と裏切りが渦巻く抗争を描く。昭和35年、広島最大の暴力団・村岡組の跡目の座をめぐって、打本と山守が対立していた。打本は神戸の明石組に広能を介して盃を申し入れた。それを快く思わない村岡は跡目を山守に譲り、山守組は広島最大の暴力団となった。打本は孤立し、明石組に逃げ込み正式に明石組の傘下に入った。一方、山守も神戸の神和会と縁組みし、代理戦争の幕が切って落とされた。

  • 猛吹雪の死闘

    制作年:

    カルトな人気を誇る石井輝男監督の初期作品。雪山を舞台に強盗犯と山岳ガイドの死闘を描く、スリリングなアクション快作だ。雪崩でフィアンセの千代子を死なせてしまった過去を持つ山岳ガイドの五郎。ある日、彼の前に千代子そっくりの女性、昭子が3人の男とともに現れ、五郎に山越えのガイドを頼む。だが、3人の男は逃亡中の宝石強盗で、昭子は人質だったのだ!強盗団の一人を演じた菅原文太の若さあふれる悪役ぶりも見もの。

  • 日本の首領〈ドン〉 野望篇

    制作年:

    三船敏郎が暴力団会長に扮して登場する。昭和46年、勢力を回復した中島組は、関東進出の第一歩として桜商事を作る。東京の暴力団松風会の会長・大石は右翼の大物・大山を顧問に迎えて、暴力団連合“関東同盟“を結成し、これに対抗する。

  • 木枯し紋次郎

    制作年:

    人気を博した笹沢左保の股旅小説を、中島貞夫が映画化。TVでは中村敦夫の当たり役だった紋次郎を、菅原文太が演じている。内容は、身代わりの罪で島流しにあった紋次郎が島を脱け出したものの、兄弟分に裏切られ、あてのない旅に出るというもの。

  • 不良番長 やらずぶったくり

    制作年:

    暴力団・花岡組に新宿を追放された神坂以下カポネ団の面々は、神坂の“練鑑“時代のダチ公・伊吹を訪ねて、ある漁村で働く。この漁村では、水産会社の肥料工場から排出される廃液のための公害問題が持ち上がっていた……。

  • やくざ対Gメン・囮

    制作年:

    飯干晃一の同名小説を工藤栄一監督、梅宮辰夫、松方弘樹主演で映画化したヤクザ映画。保釈を条件に警察のスパイになったヤクザ組織の幹部と、すご腕の麻薬Gメンが、ヤクザ組織に潜入する。梅宮辰夫と松方弘樹が、暗黒街に生きる男の心意気を熱っぽく演じる。

  • 阿片台地・地獄部隊突撃せよ

    制作年:

    北支戦線を舞台にして、横暴な上官の命令に反抗して自分の信念を貫く男を主人公に、軍用資金になる阿片の争奪をめぐる日中両軍の戦いが描かれる。つり橋一つで外界と隔絶された野戦地の極限状況を、緊迫感あふれる演出で見せる戦争アクションの傑作。主演の安藤昇が強烈な印象を残す。

  • 炎のごとく

    制作年:

    遺作「ざ・鬼太鼓座」がドキュメンタリーのため加藤泰にとっては最後の劇映画。男と女の情念をチャンバラや任侠の世界に描いてきた加藤の集大成とも言える名作である。会津の小鉄と異名をとる一人の博奕打ちが瞽女・おりんを愛しながらも新撰組の近藤勇と出会い、幕末の動乱の中に身を投じていく様をダイナミックに描いてみせた。ワンカットにつき、時には4時間もかけて粘って画面を作った加藤の演出は、TVのインスタント時代劇には見られない骨のあるものを生み出した。

  • トラック野郎 熱風5000キロ

    制作年:

    化粧品のキャンペーン・ガールで売り出した小野みゆきがマドンナ。木曽の運送会社の男勝りの娘・夏と出会った桃次郎はそこで働き、彼女への接近を図る。だが、意外にも従業員・ノサップの勝が彼女の幼い頃の命の恩人だったと分かり……。

  • トラック野郎 一番星北へ帰る

    制作年:

    未亡人・静代をめぐって桃次郎はアメリカ帰りのコンボイ野郎と張り合うことになる。クライマックスは山奥の診療所に医療器具を届けるため、トラックをぶっ飛ばす桃次郎と鬼警部のパトカーとのカーチェイス。

  • トラック野郎 天下御免

    制作年:

    舞台は四国。巡礼姿の美しきデザイナー・和歌子にホの字の桃次郎。母親の病と借金返済のために好きでもない相手との結婚を決意した彼女を助けるべく、桃次郎は全財産を宇和島の闘牛になげうつが……。

  • 網走番外地・吹雪の斗争

    制作年:

    橘真一は網走刑務所の独房を脱獄するが、部下に裏切られロシアのスパイの汚名を着せられて自殺した、父の仇を探し求める。石井輝男監督による“網走番外地“シリーズはこの作品で終了し、他の3人の監督による新シリーズへと継続される。

  • 仁義なき戦い 完結篇

    制作年:

    本来は前作で終了する予定だったが、ヒットが続くので「完結篇」として本作が作られた。舞台背景になるのは昭和41年から46年まで。警察の頂上作戦でいちおう終結したかに見えた広島ヤクザ抗争は、組員の出所により再燃する。

  • ごろつき

    制作年:

    ベテランのマキノ監督、高倉健主演によるアクション映画。北九州の炭鉱が廃鉱になり上京して来た主人公が、ボクサーと流しの歌手を目指して猛練習に励むが、暴力団に恩人を殺され殴り込む。菅原文太が高倉健の素朴な友人役を神妙に演じて印象的。

  • ビルマの竪琴

    制作年:

    1956年に映画化された竹山道雄の「ビルマの竪琴」を同じ市川崑が、前作と同じ故・和田夏十の脚本のもとに再映画化。今作品ではカラーで撮影され、タイでロケが行われた。市川はこれまでにも1971年に、当時の東宝製作担当重役・藤本真澄に「ビルマの竪琴」をカラーで再映画化したいと企画を提出しているほどで、相当に執着した企画だったのだろう。前作と同じ役で北林谷栄、前作では軍曹役の浜村純が村長役で再度出演している。

  • 新宿酔いどれ番地 人斬り鉄

    制作年:

    中年になってもなかなか組織に受け入れられず、チンピラの仕事ばかりあてがわれる、中年ヤクザの悲哀が胸にしみる小平監督の意欲作。菅原文太はまさにはまり役で、暴力でしか自分を表現できない凶暴な中年ヤクザをのびのびと演じている。

  • 関東緋桜一家

    制作年:

    明治末期、美貌と男まさりの侠気で人気を呼んでいる柳橋の鉄火芸者が、柳橋に賭場を開いて縄張りを拡張しようと悪らつな手段を講じる悪徳ヤクザ一家を、仲間たちの協力を得て打ち倒す。この作品は藤純子の90本目の作品で、彼女のデビュー作「八州遊侠伝 男の盃」(1963)を監督し、女優・藤純子の育ての親ともいうべきマキノ雅広弘監督がメガホンを取っている。マキノ雅広は見せ場を心得たソツのない仕事ぶりで観客をタップリ楽しませて、興行的に大ヒットを記録、藤純子に引退の花道を飾らせた。

  • トラック野郎 爆走一番星

    制作年:

    姫路のドライブ・インでアルバイトの女子大生・暎子に一目惚れの桃次郎。文学少女の彼女に合わせるため、古今東西の文学を読破せんと文学青年気取り。彼女に渡すはずの愛の告白が、金造の手違いでバキュームカーの女運転手の手に渡って……。

  • 緋牡丹博徒・お竜参上

    制作年:

    浅草の鉄砲久一家にワラジを脱いだお竜は、鉄砲久の娘婿が持っている興行権を鮫州政一家が狙っていることを知り、悪どい鮫州政のやり口を封じるために、渡世人・青山常次郎とともに殴り込む。加藤泰が監督した第3作「花札勝負」の後日譚的なストーリーで、藤純子の静と動の美しさが見事にスクリーンに焼きつけられた。特にお竜が菅原文太扮する流れ者のヤクザ・青山常次郎を見送り、そっとミカンを渡す雪の今戸橋のシーンは、圧巻。藤純子は何者にも代えがたい情緒を見せた。加藤泰の演出が、すみずみまで行き届いたシリーズ屈指の最高傑作である。

  • トラック野郎 故郷特急便

    制作年:

    高知へ向かうフェリーでドサ回り演歌歌手に一目惚れした桃次郎は、高知のドライブ・インで働く風美子にも入れ揚げて忙しい。これにトラック野郎とヤクザ興行主との闘犬による対決も絡む。果たして桃次郎は両手に花といくのか……。

  • まむしの兄弟・刑務所暮し四年半

    制作年:

    ムショを出たゴロ政は勝と神戸へ繰り出し、バーのママ・倉石優子に一目惚れする。あげくに、彼女を暴力的に犯して娘を生ませた芝江組の組長邸へパトカーで突っ込んで大暴れ。またまた、ムショへ逆戻りする。三益愛子が得意の“日本の母”を演じる。

  • 新仁義なき戦い

    制作年:

    “仁義なき戦い”シリーズは5作目の「完結篇」をもって終了したが、装いも新たに製作されたのが本作。時代背景になるのは昭和25年。金子信雄演じる山守義雄は前シリーズと同じだが、登場人物は役名を変えて登場し、広島を舞台に陰謀と流血の抗争が描かれる。

  • 県警対組織暴力

    制作年:

    「仁義なき戦い」のメンバーが、暴力を警察側からの視点で生々しく描いた傑作。刑事・久能と大原組の広谷との友情を軸に、警察からヤクザに寝返る刑事、正義派に見せながら権力と癒着する刑事など、社会に巣食う悪の実態をリアルに映し出す。

  • まむしの兄弟・恐喝〈かつあげ〉三億円

    制作年:

    ゴロ政は勝をはねた神洋交易の社長をゆすろうとゴルフ場ですごむ。ちょうど社長の李はボールにつめた麻薬を取引中であった。仕返しに出た勝はこのボールを持ち帰り、二人は用心棒の広津に追われるはめに。松方弘樹が野良犬のような用心棒・広津を熱演。

  • 九十九本目の生娘

    制作年:

    北上川上流の白山部落では、10年に1度の火づくりの祭りの日が近づいていた。99本目の刀を生娘の生血で鍛えるために、若い娘がさらわれる……。エログロといわれた大蔵貢時代の新東宝でも一、二を争うキワモノ映画で、当時は肩身の狭かったSMファンをひそかに喜ばせた。

  • 女王蜂の怒り

    制作年:

    神戸の波止場をはさんで海堂組と竜神組はことごとく対立していた。竜神組の副長・剛田は海堂組の女親分・ゆりの体とシマを狙っていたが、“ハリケーンの政”と名乗る流れ者がゆりを救う。石井輝男の粋な演出が冴えわたる。

  • トラック野郎 男一匹桃次郎

    トラック野郎 男一匹桃次郎

    制作年:

    今は亡き夏目雅子が新人として注目されていた頃の出演作。剣道三段の女子大生・雅子と知り合った桃次郎はすっかりホの字。だが彼女の恋人の存在を知り、一転してサポート役を努め、恋人の乗る旅客機が鹿児島空港を離れる前に二人を会わせるべく、雅子をトラックに乗せて九州路をぶっ飛ばす。正月映画とあって堺正章、左とん平、長門勇、湯原昌幸らお笑い陣総出演と、シリーズ中最もにぎやかな一編となった。

  • 兄弟仁義 逆縁の盃

    制作年:

    海に廃液を流す工場の工場長と結託し、暴利をむさぼる岩井組と、漁師の味方の巽組が対立する四日市。この地に流れて来た小島松男は岩井の義兄弟、寅次郎に出会って意気投合する。だが真相を知った寅次郎は岩井組に殺されてしまう。すべての陰謀を見破った松男は単身、岩井組に乗り込む。

  • 仁義なき戦い

    制作年:

    “仁義なき戦い”シリーズの第1作で、シリーズ化は撮影直前に決定された。このため最初、菅原文太は本作で殺される坂井役に決まりかけていたが、急きょ広能昌三役へと変更になった。深作はそれまでも実録タッチのヤクザものを何本か作り、暴力の世界に生きる若者の激烈な青春像を戦後史を絡めて描いてきたが、本シリーズはその集大成といえるだろう。敗戦直後の広島県・呉市。戦争から復員してきた広能はヤクザのいざこざに手を貸して殺人を犯し、刑務所に服役する。広能はそこで土居組の若杉と知り合い、盃を交わす。山守に保釈金を出してもらって出所した広能は、やがて山守組の組員となる。山守は次第に勢力を伸ばし、土居組との間で抗争事件が起こる。広能は土居を殺し、再び刑務所に戻る。その間、山守組では組員の坂井が勢力を伸ばし、内部抗争が激化していた。荒々しい手持ちカメラで撮られた暴力描写とともに、テーマ音楽もドラマを盛り立てている。

  • 現代やくざ・血桜三兄弟

    制作年:

    大組織とチンピラの抗争を描いた一編。全国制覇を狙う大阪誠心会が岐阜に乗り込んできて、地元の広道会と抗争がはじまった。広道会の邦夫、宏、信男、そして今は堅気になっている武らが、力を合わせて殴り込みをかける。

  • まむしの兄弟・懲役十三回

    制作年:

    今回は昭和10年頃の浅草六区興行街が舞台。13回目の懲役を終えたゴロ政と勝は、ムショで兄弟分になった浅草南村一家の弥之助を頼って東京へ向かう。ところが、弥之助は吉原東竜会の岩淵に殺され、怒った二人は東竜会へ殴り込む。

  • 血染の代紋

    制作年:

    傑作“仁義なき戦い“シリーズの名コンビ深作欣二監督と、菅原文太が初めて顔を合わせた記念すべき作品。横浜のスラム街の立退きをめぐる暴力団同士の抗争に、最後まで抗し抜いた新組長の血染めの抵抗が描かれる。東映実録路線の先駆的な作品。

  • 関東テキヤ一家 天王寺の決斗

    制作年:

    関西の四天王寺を縄張りに、露店商から絶大な人気を集めている三輪会。その三輪会の帳元に菊水会の国分が惚れられる。いずれは一人娘の婿にと、えらい惚れこみよう。暴力団あがりの新興勢力と三輪会と対立する組が共謀、三輪会の縄張りを横取りしようと企んで……。

  • まむしの兄弟・お礼参り

    制作年:

    本州で、一家をかまえる藤島組の親分が、レジャーランドを建設しようとする兵頭組の申し出を断り暗殺される。政は藤島の娘・あきに一目惚れ。惚れた勢いで、いやがらせを続ける兵頭組へ、マシンガンで武装したまむしの兄弟が殴り込みをかける。

  • 黒いドレスの女

    制作年:

    原田知世が大人の女優への脱皮を図り、北方謙三のハードボイルドな世界に挑戦。国外に逃亡しようとするヤクザ、それを助けるバーテンダー。二人の間に、危険な謎を秘めた女が現れ、物語は展開する。過去を持つ女を演じるには知世は役不足だったが、菅原文太は久しぶりのヤクザを演じ、すご味の利いた演技を披露した。

  • まむしと青大将

    制作年:

    ゴロ政は、ムショを出て名古屋に繰り込むが、ベビー・フェイスの健のインチキ麻雀にひっかかりスッテンテン。政は健を追って大阪へ行き勝と再会し、東邦連合会から3千万円を強奪する。個性派俳優を絡ませた見せ場が新味。

  • 懲役太郎・まむしの兄弟

    制作年:

    菅原文太と川地民夫の名コンビによる“まむしの兄弟”シリーズの記念すべき第1作。前科12犯の通称ゴロ政こと政次郎と、兄弟分の勝次が神戸新開地のヤクザ組織を相手に一歩も引かぬ大暴れを演じる。

  • 緋牡丹博徒 一宿一飯

    制作年:

    シリーズの生みの親ともいうべき鈴木則文が監督したシリーズ第2作。恩義ある戸ヶ崎一家が、農民を困らせる笠松一家のために全滅したと聞いたお竜は、戸ヶ崎一家・二代目を助けるべく一路四国から上州へ。悪らつな笠松一家に殴り込みをかける。

  • 安藤組外伝・人斬り舎弟

    制作年:

    組長の半生を描いた2004年の「渋谷物語」でも有名な安藤組。その結成当初の8人の幹部に焦点を当て、13年間にわたる安藤組の勢力抗争を描く実録ものの一編。本作では、愚連隊から安藤の舎弟として暴れた日向謙の悲劇をクローズ・アップする。

  • 女奴隷船

    制作年:

    大本営に向かう途中遭難、上海に帰るという得体の知れない貨物船に救われた須川中尉。その船は、日本の女たちを上海に売り飛ばす“お唐さん船”と呼ばれている女奴隷船だった。小島でセリにかけられた女たちを救うため須川は悪の首領らに果敢に挑む。舟崎淳の『お唐さん』をもとにした海洋アドベンチャー。

  • 太陽を盗んだ男

    制作年:

    中学校の孤独な物理教師、城戸誠は東海村の原子力発電所からプルトニウムを強奪、アパートの自室で原爆製造に成功する。TVのプロ野球中継を終わりまで見せろと政府を脅迫し、ラジオ番組を通じローリング・ストーンズの日本公演を要求するが不可能で、ついには5億円の要求にエスカレート。国家を敵に回しての孤独な戦いを始めるが……。バスジャック、原発襲撃、カー・チェイス、警察の手に渡った原爆の奪回と息もつかせぬ見せ場が連続し、クライマックスでは屋上で大活劇! 毒のある、壮大な娯楽アクション映画となっている。沢田研二が孤独でニヒリスティックな青年を好演している。

  • 日本暗殺秘録

    制作年:

    桜田門外の変の大老、井伊直弼暗殺から二・二六事件まで、江戸~昭和の歴史を血に染めた数々の暗殺事件をドラマ化した異色作。先の二つ以外に取り上げられているのは、大久保利通暗殺事件、ギロチン社事件、血盟団事件など。“仁義なき戦い”シリーズに取り組む以前の笠原和夫が、脚本に参加している。

  • ボクサー〈1977年〉

    制作年:

    足の悪い天馬は、チャンピオンになることを夢見てジムに通っているが、初試合に敗れたためジムは彼を見捨てる。天馬はあきらめきれず元東洋チャンピオンの隼にコーチを頼む。寺山修司初の商業作品だが、随所に寺山らしさを見せる。具志堅用高、白井義男、ファイティング原田、ガッツ石松などが特別出演し、ガッツあふれるファイティング・シーンで魅了する。

  • 木枯し紋次郎・関わりござんせん

    制作年:

    菅原文太による“木枯し紋次郎”シリーズ第2作。今回、紋次郎は姉と再会する。赤子の紋次郎を間引きから救ってくれた姉だったが、今は女郎に身をおとし、苦境から逃れるために紋次郎を裏切るような女になっていた。紋次郎の人間形成の秘密に触れ、過去との訣別を描く。

  • トラック野郎 度胸一番星

    トラック野郎 度胸一番星

    制作年:

    新潟へ向かう桃次郎は謎の女に一目惚れ。実は彼女、佐渡島の分教場の先生だった。砂金採りにハッスルする桃次郎だが、彼女の結婚を聞いてガッカリ。その失恋のうさ晴らしに同業の暴れ者・譲治の率いる“ジョーズ軍団”と大ゲンカ……。

  • 女獣

    制作年:

    現金輸送車襲撃事件の被害者、中田秀子の体から不良グループの女の指紋が検出された。秀子の交友関係を探ることになった婦人警官・路子は、名前を偽り潜入捜査を開始する。しかし計画は難航し、やがて新たな犠牲者が現れる。婦人警察官の活躍を描くアクション。ヒロインを支える刑事・杉山を、菅原文太が男臭く熱演している。

  • 恋愛ズバリ講座

    制作年:

    三人の監督が恋愛にまつわる3つのエピソードを綴るオムニバス・ドラマ。浮気性だがケチな会社社長が、美人の女社長に一目惚れ。しかし彼女も相当なケチだった。そんなある日、社長は目をつけていたウェイトレスに現金を取られてしまうが、同じ頃、女社長も秘書に預金を持ち逃げされてしう。金を巡って、二人の社長は虚々実々の駆け引きをするが……。

  • 三味線とオートバイ

    制作年:

    ボーイフレンドとオートバイでツーリングに出かけた初子はトラックにはねられケガをする。初子の母親・とよ枝は駆けつけた病院で、医師の畔柳と20年ぶりに再会する。初子はとよ枝と畔柳の間の子供であったが、本人は知る由もなかった。桑野みゆきが揺れ動く少女の気持ちを巧みに表現している。

  • 新仁義なき戦い 組長の首

    制作年:

    “新 仁義なき戦い“シリーズ第2作だが、前作とはストーリー的な関連性はない。映画は昭和43年の北九州を舞台に始まる。覚醒剤密輸の利権で肥え太った暴力団・大和田組の派閥抗争・跡目相続をめぐる陰謀を、カー・アクションを盛り込んでスピーディーに描く。

  • トラック野郎 突撃一番星

    制作年:

    原田美枝子がマドンナを演じる一編。イルカの調教師・えり子に首ったけの桃次郎は、彼女の幼なじみのトラック野郎・玉三郎を助手に使って接近。だがえり子には養殖アワビの研究家・駿介という意中の人がいたのだった。

  • 人斬り観音唄

    制作年:

    捨て子で盲目の小坊主林太郎の母・お蔦を探すため、旅をする怪僧・了達。ところがお蔦は娼婦になっており、紀州から泉州・堺、そして四国へと、彼らの旅を先回りして次から次へと売られていく。一方、了達は旅の途中の堺で、軍需物資の集積を謀るため悪どい手段を展開する陸軍少将らの横暴に出くわし……。「座頭市」を意識した任侠活劇。

  • 関東テキヤ一家 浅草の代紋

    制作年:

    3年前にイザコザを起こして東京から離れていた浅草菊水一家の国分勝。久しぶりに戻ってくると、一家は赤岩興業と対立してゴタゴタが絶えず、菊水一家の三代目に奮起をうながす帳元の関東若義組組長若林は、その裏で赤岩と手を結んでいるのだった。

  • 関東テキヤ一家 喧嘩火祭り

    制作年:

    岐阜の裸祭りにやってきて矢崎一家にわらじを脱いだ国分たちは、次の市が開かれる秩父までのネタの運送を引き受ける。だが、途中で裏に手を回す岐阜の大藪一家にまんまとネタを奪われてしまう。国分はなんとかネタを取り返すものの、今度は秩父の槌田一家が現れて……。

  • 学生〈せいがく〉やくざ

    制作年:

    侠客だった祖父の元にいた板前・源吉の計らいで、一人前の男になるべく大阪・浅田一家に旅立った北陽大生・島崎角太郎。落ち着いた先の釜ヶ崎は、かつての浅田一家の若衆・秋津が興した新興暴力団・北政会が牛耳っていた。労務者に混じり働く角太郎は、そこで暴力団追放・ピンハネ一掃運動をしている堀田と出会った。そんな時、北政会の車が労務者の中に突っ込む事件が起こる……。

  • THE SAMURAI ザ・サムライ

    制作年:

    袴と日本刀を身につけサムライ言葉を駆使する超アナクロ高校生・血祭武士をめぐる、アクションとお色気の熱血青春爆笑編。マドンナ山口敦子の争奪を賭けた、超モダン財閥御曹子との破天荒な対決が痛快だ。風来坊役で菅原文太が友情出演。

  • 組織暴力・兄弟盃

    制作年:

    復員した木島と特攻くずれの大場は、荒廃した銀座で縄張りを広げるが、木島は殺人でムショ送りとなる。出所後再び大場と組むものの、右翼の大物のワナにハメられてしまう。

  • 実録 飛車角 狼どもの仁義

    制作年:

    大正末期から昭和にかけての不況と社会不安を背景に、地方からやって来た“侠客“石黒彦市が、自分の力と暴力のみを信じて生き抜いていく姿を、実録風に描いた任侠もの。飯干晃一の『狼どもの仁義』を原作に、菅原文太、小林旭らが熱演。

  • 兵隊極道

    制作年:

    昭和12年、陸軍に召集され二等兵に転落した島村清吉は、シャバで売った任侠精神を看板に、威張り散らす古参兵を叩きのめす。おかげで、たちまち親分格にのし上がり、島村を中心に極道部隊が編成される。

  • 極悪坊主 念仏人斬り旅

    制作年:

    若山富三郎主演の“極悪坊主“ものの第3作。今までの悪行を悔いて、四国八十八ヶ所の旅に出た、僧・真海。彼は立ち寄った漁村で、3年前に自分が殺した室道鬼の未亡人と弟に出会う。復讐を誓う二人をなんとか説き伏せたものの、そこに政治結社、血友社がやって来る。村の人々を食いものにしようとする血友社に、真海の怒りが爆発して……。

  • 開港・風雲録 YOUNG JAPAN

    制作年:

    開国か攘夷かで揺れる幕末。海岸沿いの小さな村に過ぎなかった横浜は一躍注目の的となり、多くの若者たちが開港準備に追われていた。そんな横浜にやって来た攘夷派の若者・重伍は、そこで働く魅力的な人間たちとふれあい、自分の考えを変えていく、青春時代劇による人間ドラマ。人気TVドラマを数多く演出した大山勝美の初監督作。

  • 撃てばかげろう

    制作年:

    「惨殺せよ 切なきもの、それは愛」の原作者、野村秋介が企画・脚本も兼ねた任侠ドラマ。甲子園出場の夢に破れ、極道の世界に身をやつした一人の若者が、対立する組織との抗争に巻き込まれながら、その若き生命を散らしていくまでの生きざまを哀感漂うタッチで描く。「仔鹿物語」に続いて、澤田幸弘が久々に手掛けたアクション映画でもある。

  • 暴力街

    制作年:

    安藤昇・小林旭・丹波哲郎・菅原文太の4大スター顔合わせによるヤクザ映画。関東の東菊会と、関西の西日本連合。抗争を続ける二つの組織の間で、カタギの生活を送っていた元東菊会の江川は、平穏な日々を破壊される。監督は、骨太の演出で知られる五社英雄。

  • つる―鶴―

    制作年:

    鶴の化身が自分を救った男の嫁となり、自分の羽で布を織るという民話『鶴の恩返し』を題材にした美しくも悲しい愛のドラマ。実写としては初の映画化で、この作品が映画出演100本目となる吉永小百合が数多くの企画の中から自ら選んだものである。

  • 懲役三兄弟

    制作年:

    腕も度胸も十分の3人の義兄弟が、素人衆を泣かせる別府の暴力団の東洋会に、命賭けの勝負を挑む。菅原文太の東映時代初期の主演作で、高倉健が特別出演。

  • 不良番長 口から出まかせ

    制作年:

    太平洋横断に挑戦した神坂率いるカポネ団は、一路アメリカ大陸を目指すが、流れ着いたのは大阪の近くの寒村。彼らは村の海女を使って釜ヶ崎にヌーディスト・クラブを開設。そこで麻薬密輸に巻き込まれ、関西挺身会・ジャンボ団と対決する。

  • 戦後秘話 宝石略奪

    制作年:

    闇屋の大原を助けたことから彼の相棒となった山田慎一。大原は政界の黒幕、岡村に政治献金を流して、製鋼会社の社長におさまる。ひょんなことから時価50億のダイヤ“大蒙古“を手に入れた岡村は、彼の理想とする大アジア主義のために使おうと、“大蒙古“をシンガポールに届けるよう、山田に頼むのだが……。戦後の動乱を背景に描く、色と欲に目がくらんだ人々の、ドロドロとした人間ドラマ。

  • 現代やくざ・与太者の掟

    制作年:

    府中刑務所を出た勝又五郎は荒尾組に救われるが、五郎が手形のパクリを企てたことから荒尾組と対決することに。東映移籍後の菅原文太の主演第1作である。

  • 修羅の群れ〈2001年〉

    制作年:

    【豪華キャストで蘇る壮絶な実録任侠ドラマ】 '84年の松方弘樹主演「修羅の群れ」を、松方以外のキャストを一新して撮り上げた任侠映画。ひとりの若衆が関東一帯を牛耳る巨大組織の頭へと上り詰めていく激動の半生を描く。

  • 最後の特攻隊

    制作年:

    成功率わずか13%という特攻隊。その特攻隊の指揮官として赴任した宗方大尉と、護衛隊長、矢代中尉との友情を軸に、むなしく命を散らしていった彼らの姿を、哀切を込めて描いた戦争巨編。当時の東映のスターが、一堂に顔をそろえている。

  • 日本極道史 野望の軍団

    制作年:

    【原田龍二主演で描く怒れる若者たちの青春】 「新・第三の極道」などの原作者として知られる村上和彦の同名劇画を映画化。昭和30年代を舞台に、集団就職で東京にやってきた若者が反骨精神から一家を構えていく姿を描く。

  • 現代任侠道兄弟分

    制作年:

    新宿から赤線の灯が消え、引退を宣言した竜崎組組長。だがそれは隠れみので、彼は新しく設立した会社の社長に収まり、裏から組を操っていこうとしていたのだった。義理と人情を重んじる幹部の五十嵐はそうとは知らずに賭場の手入れの際、体を張って客を逃がし、務めを終えて出て来ると状況は一変していて……。

  • 博徒列伝

    制作年:

    昭和初期、大木戸一家の若松組組長の若勇は、一家の跡目を弟分の川田に譲り、自ら川田の右腕となって働いていた。一方、監獄一家は若勇の縄張りを狙っている。一味の甘言に乗せられた川田は、やがて闇討ちに合う。怒り爆発の若勇は監獄一家に殴り込みをかける。任侠映画の一枚看板俳優総出演の大作。

  • 関東兄弟仁義・仁侠

    制作年:

    東京、深川の賭場で出会った、名勝負師の清吉と勇三。勝負は熱戦の末、勇三に軍配があがるが、清吉は勇三のイカサマを見抜いていた。イカサマには理由があった。3年前、イカサマ師を斬った勇三は、その男の女房、お桂を案じ、捜した結果、彼女は幼い息子を預けて遊廓で女郎をしており、その身受金をつくるためだったのだ。薄幸な母子の存在を知った清吉はひと肌脱ごうとするが……。

  • 斬り込み

    制作年:

    任侠のヤクザとして鳴らした父と幼い頃に死に別れ、鳶頭の仙吉に育てられた石神新三。若い頃は背中に不動明王の刺青を彫る暴れ者だった彼も、今は皆に慕われる堅気の鳶職人だ。喧嘩はしないと誓った彼だが、ずっと思いを寄せてきた幼なじみの藤川夕子の家を暴力団が乗っ取ろうとするのを見て、怒りと正義が爆発。彼らの情け容赦ない非道なやり口に、任侠の血をたぎらせる。町の人々が心ならずも追い詰められ募らせていく行き場のない憤り、新三の我慢の限界を超えた怒りと意地を、現代的感性でリアルに描く任侠アクション。

  • 続・道場破り 問答無用

    制作年:

    人格者の武人・大炊介高央は、ある日妹の許婚を無礼討ちにし、以来人が変わったように乱暴狼藉を繰り返すようになる。息子の乱心を嘆いた父は、ついにその命を奪う決意をし、高央の親友・柾木兵衛がその役を買って出るが……。「道場破り」が好評だったため、その主演コンビを再度起用して内川清一郎監督が撮りあげた時代活劇だが、前作とはまったく話の共通項はない。原作は山本周五郎の『大炊介始末』。

  • 極悪坊主 念仏三段斬り

    制作年:

    “極悪坊主“ものの第4作。数年ぶりに故郷の直方に戻った真海は、そこが竜王一家と権田原一家の抗争に巻き込まれていることを知る。幼友だちの松五郎は、権田原一家にワラジを脱ぎ、抗争を止めようとする真海と敵対することになってしまう。二つの一家は邪魔な真海をはさんで手を組み、彼に襲いかかるが……。

  • 南の島に雪が降る〈1995年〉

    制作年:

    1975年に死亡した俳優、加東大介が自らの戦争体験をまとめた原作をもとに映画化。1995年、ニューギニアのジャングルで日本兵の須藤が発見され、戦友の叶谷が迎えに行く。迎えのヘリを待つ間、須藤はなぜジャングルに残ったかを話し始めるのだった。戦争が終わったことを知った時、仲間を戦死させた司令官たちを殺し、自決するという村井中尉と須藤は対立、須藤の説得に負けた村井はその場で自決してしまう。そのことで、須藤はこの地に一人残り、仲間の霊を慰めることを決意したのだった。

  • 緋牡丹博徒・仁義通します

    制作年:

    大阪堂万一家・三代目の跡継ぎ争いにやぶれた松川は、対立する伝法一家に走り、堂万一家を潰そうと企てる。それをはばむ緋牡丹お竜や堂万一家・三代目の北橋らの活躍が描かれる。藤純子が映画界を引退するためにシリーズの最終作となった。

  • 猿飛佐助/闇の軍団

    制作年:

    【最強忍者軍団、家康を暗殺せよ!】 『新・影の軍団』の宮坂武志監督が、松方弘樹を主演に迎えて贈る本格忍者アクション。時は慶長19年。“大阪冬の陣“により壊滅状態の豊臣勢は、猿飛佐助率いる“闇の軍団“に徳川家康暗殺を命じるが、計画を阻む巨大な敵が現れて……。縦横無尽に、斬って斬って斬りまくる、佐助の大暴れは爽快!

  • 新・影の軍団 最終章

    制作年:

    【大御所、夢の共演による完結篇 】 往年の人気TV番組をスクリーンに甦らせた『新・影の軍団』シリーズが遂に完結。忍者俳優の代名詞・千葉真一を筆頭に、松方弘樹、菅原文太らラストを飾るに相応しい大御所が一堂に集結。“徳川家康暗殺“の陰謀を阻止するべく強敵に立ち向かう“影の軍団“の活躍を華々しく彩っている。

  • バッテリー

    制作年:

    【野球を通して描く孤高の少年の成長物語】 5巻の累計が380万部を突破した、あさのあつこの大ベストセラーを名匠・滝田洋二郎が映画化。自身の才能を信じ他人を寄せ付けない孤高のピッチャーと、その才能を見込んでバッテリーを組んだキャッチャー。少年ふたりの出会いと、やがて訪れた不協和音を軸に、家族や周囲の友人たちとの関係を暖かい眼差しで綴った感動の青春ドラマだ。

  • 地球でたったふたり

    制作年:

    【残酷な世界を生きる“たったふたり“の姉妹】 血のつながらない姉妹としてずっと一緒に暮らしてきたユイとアイ。閉鎖的で残酷な社会の中で幸福を求めて懸命に生きようとする姉妹の姿を描く力作ドラマ。オーディションで選ばれた新人・寉岡萌希と寉岡瑞希が主演を務め、菅田俊、榊英雄ら日本映画界で活躍する実力派たちが共演する。監督は新作を次々と発表し、注目を集める俊英・内田英治。

  • 奇跡の山 さよなら、名犬平治

    制作年:

    母の自殺によって言葉を失った少女、敦子。大分・九重連山で案内人をする祖父、清三とともに母の死を知る子犬をガイド犬に育て、自らの言葉も呼び戻すまでの物語。実在したガイド犬、平治の話をベースにTV出身の水島総が人間愛を描く。中島みゆきがこの映画のために主題歌を書き下ろしている。

  • 現代やくざ・与太者仁義

    制作年:

    貧民窟で育った浩一・五郎・徹の3兄弟は、それぞれの夢を求めて都会の中で生きてきた。やがて、五郎が4年ぶりで東京へ戻ると、恋人の美佐は暴力団幹部の兄・浩一の妻になっており、弟は仕事の失敗で組から追われる身となっていた……。

  • 日本の首領〈ドン〉 完結篇

    制作年:

    片岡千恵蔵が、政財界の黒幕役で登場する。政財界の黒幕・大山は任侠団体の統一合体を提唱するが、佐倉も大石も乗ろうとしない。そこで……。片岡、佐分利、三船という三大スターの顔合わせが迫力満点。

  • 海女の化物屋敷

    制作年:

    巨万の富が眠る海底の墓地をめぐって、海女部落を襲う数々の戦慄。新東宝お得意の海女ものだが、怪奇趣味を加味しているのが目新しい。ヌード拒否事件で退社した前田通子のあとを受けて三原葉子が、グラマラスな肉体をスクリーンで十二分に披露してくれる。

  • 鉄拳

    制作年:

    「どついたるねん」で劇場用映画に鮮烈なデビューを飾った、阪本順治監督の第2作。今回もボクサーの再起に懸ける日々を描いている。高知県大正町、ここでボクシングジムのオーナーをしている中本誠次は、少年院上がりの後藤明夫という素材を見つける。明夫は快進撃を続けるが、ある時交通事故で右の拳を潰してしまい……。クライマックスは、まるで香港のカンフー映画のよう。菅原文太が、中本役を楽しんで演じている。

  • 犬笛

    制作年:

    大企業の謀略による殺人の現場を目撃してしまった娘が誘拐され、父親と愛犬の決死の追跡行が始まった。父と娘を結ぶのは、1本の犬笛と愛犬・鉄。父は鉄を連れて北海道から沖縄へ……。スリルとサスペンスの連続の三船プロ創立15周年記念映画。西村寿行のベストセラー作の映画化。

  • 関東テキヤ一家 喧嘩仁義

    制作年:

    関東テキヤ・菊水一家の国分勝は弟分とともに大阪入り。折しも大阪では近づく西大寺はだか祭りの庭場をめぐり、新興暴力団のテキヤいじめが始まっていた。テキヤ稼業に命を賭ける国分は、一人新興暴力団に立ち向かっていくが……。アクションもたっぷりの東映任侠路線映画。

  • トラック野郎 御意見無用

    制作年:

    長距離トラック運転手のコンビが繰り広げる笑いと涙の珍騒動。東北のドライブ・インのウェイトレス・洋子に一目惚れの桃次郎。彼に思いを寄せる同業の未亡人運転手・モナリザのお京の方には見向きもしない。捨て子を抱えるハメになった桃次郎は洋子も入れて3人で“ねぶた祭り“に出かけ、すっかり夫婦気分。しかし洋子の婚約者の存在を知った桃次郎は彼女をトラックに乗せ、漁船で出航する男のもとへ間一髪送り届ける。ヤクザ映画のスター・菅原が新境地を切り開いた。

  • 日本の仁義

    制作年:

    「やくざ戦争・日本の首領」(1977)に続いて製作された実録ヤクザ映画の大作。多彩な人間模様を織り交ぜながら、政財界ぐるみの激烈な暴力団抗争を描く。仁義を通すべく人殺しの道を突っ走る菅原の狂おしさが、沈着な鶴田浩二との対比でくっきりと浮かび上がる。

  • 総長の首

    制作年:

    昭和10年代の浅草を背景に、暴力団同士の抗争から相手の組長を狙撃、逆に相手から報復を受ける格好になった若きチンピラたちの生と死を強烈なリアリズムで描いた作品。時代の底なる“飢え“の形が、作品中の随所に表れている。東映ヤクザ映画の佳作。

  • 修羅の群れ〈1984年〉

    制作年:

    父の仇をとるため横浜の親分の門下に下った一人の若い衆が、戦後の混乱期を経てやがて巨大組織の首領になっていく過程を、ヤクザ社会の義理人情、道義などを交えて描いた実録任侠映画。北島三郎が主題歌を歌い、松方の子分・モロッコの辰役でも好演。

  • 民暴の帝王

    制作年:

    地上げ、不正融資、政治献金と巧妙な手口で法の目をくぐり抜け、バブル経済下の政財界を暗躍する大物ヤクザ・江田。そんな彼の生き様を、対立する武闘派との抗争の中に描く。「修羅の伝説」の和泉聖治監督と小林旭が2度目のコンビを組み、息の合ったところを見せている。

  • 山口組三代目

    制作年:

    山口組三代目組長・田岡一雄の自伝をもとにして作られた“山口組“ものの第1作。実話としての生々しさはなく、ちょっと性急な任侠ものに仕上がっている。若き日の田岡一雄を演じる高倉健が、菅原文太と対決する雪のシーンは特に印象的。

  • 首領を殺った男

    制作年:

    1963年の「人生劇場・飛車角」から30年。興行的不振から、一時撤退へと追い込まれた東映ヤクザ映画。その“最後の1本“とうたわれて製作された作品。“東映ヤクザ映画“とりあえずの最終作。18年ぶりに刑務所から出所した筋金入りのヤクザ・宝来と、彼の兄弟分で今やヤクザ界の首領に上りつめた大木戸との対立を描いている。

  • やくざ刑罰史 私刑〈リンチ〉!

    制作年:

    『無頼平野』『ねじ式』『地獄』など、近年、再び精力的な活動を続けている映像作家・石井輝男。その個性的な作風で知られる彼が、ヤクザ社会の非情な“掟“に肉薄。凄惨なリンチ場面を生々しく再現した3つのエピソードを通して、人間の残酷性を浮き彫りにしていく異色オムニバス。撮影は、名作『緋牡丹博徒 花札勝負』の古谷伸が務めた。

  • 不良番長 送り狼

    制作年:

    内藤誠が監督デビューを飾った“不良番長“シリーズの第4作。神坂が率いるカポネ団は、デートクラブを始めるが、赤線廃止以来の伝統を誇る同業者・紅バラ会と対立するはめに。紅バラ会の後ろ楯・関東挺身会の圧力に屈するが、ビル乗っ取りをめぐって再び挺身会と対決する。

  • 喜劇 ギャンブル必勝法

    制作年:

    “日本一のギャンブラー“を気取るイカサマ師の鉄火人生を描くコメディ。競馬、競輪、麻雀、パチンコと何をやってもボロ勝ちする五郎が地回りのヤクザ・大矢根組の悪どい手口に憤激。ぼろアパートの住民たちを守るため、彼は一世一代の大勝負に出る……。山城が「白馬童子」以来、初めて主演した作品。

  • 制覇〈1982年〉

    制作年:

    日本最大のヤクザ組織の3代目狙撃事件に端を発し、激化した抗争のドラマを、揺れ動くヤクザの家族を中心に描ききった中島貞夫の超大作。三船・菅原・若山といったヤクザ映画の常連俳優たちを、岡田茉莉子が貫禄の演技でビシリと締めている。

  • 新仁義なき戦い・組長最後の日

    制作年:

    “新 仁義なき戦い“シリーズ第3作で、ストーリーは前作同様、独立したものとなっている。大阪の大暴力団と九州の暴力団の抗争のなかで、組織を外れた男が単独で大暴力団の組長の首を狙う。組織の上層部の駆け引きと、血気にはやり死んでいく若者たちが描かれる。

  • あゝ決戦航空隊

    制作年:

    第二次世界大戦で、自爆テロのような特攻作戦を生んだ実在の男・大西瀧治郎の生涯を描く実録ものの戦争映画。敗戦国となった日本側の視点から捉えられた。パールハーバーの奇襲作戦から始まった太平洋戦争以来、日本軍は連戦連勝を重ねていたが、遂に追い詰められる時がやって来た。サイパン島でのアメリカとの決戦に敗れた日本軍は、最後の切り札を繰り出すことに。

  • 現代やくざ・新宿の与太者

    制作年:

    ムショ帰りの一匹狼・勝又五郎は、同じ与太郎仲間の秀男と組んで、ユスリ、タカリなどをしながら新宿の街で次第にのし上がっていく。新宿のくろがね興行からライバルの郷原組への挑発を請け負う五郎の、狂犬ぶりが見どころ。

  • YAWARA!

    制作年:

    『ビッグコミック・スピリッツ』に連載された人気マンガを、市川崑監督などのもとで助監督を務めていた吉田一夫が映像化。高校3年生の猪熊柔は、天才的な柔道の資質をもっていたが、フツーの女の子の青春をエンジョイしたいと思っている。しかし祖父の滋悟郎はなにがなんでも、柔にオリンピックで金メダルをとらせるつもりでいた。浅香唯が恋と柔道に青春を賭ける主人公をさわやかに演じている。

  • 現代やくざ・盃返します

    制作年:

    任侠道と組長の命令との板ばさみになる若者を描く。堂本組の関根は親分・堂本から、大阪空港の拡張地や観光利権を握っている大阪箕面の博徒・萩原組組長を暗殺せよと命じられる。関根は堂本組とは兄弟同様の萩原を殺すことに疑問を感じるが……。

  • 信号ばか

    制作年:

    下校途中の小学生が事故に遭ったのを偶然目撃したことから、菅田監督が手づくりで取り組んだ自主製作の交通安全劇映画。母親が居眠り運転のトラックにひかれて死亡した小学校6年生の男の子を主役に、彼が悲しみを乗り越え、成長していくまでを描く。出演者も全員がノーギャラで参加した。

  • リメインズ 美しき勇者たち

    制作年:

    千葉真一が主宰するJACの創立20周年を記念して製作された冒険アクション。大正末期の北国の山村を舞台に、“赤マダラ“と呼ばれる人喰い熊と、5人の腕利きマタギ衆との壮絶な戦いを描き、随所にJACお得意のアクション・シーンが盛り込まれている。“音楽監督“真田広之のセンスも出色。

  • 鹿鳴館

    制作年:

    三島由紀夫の同名戯曲を市川崑が演出した。明治中期、日比谷の鹿鳴館で催された舞踏会に集った人々と、それを襲撃しようとたくらむ自由党残党の群像を描いた大作。市川崑の演出は原戯曲のムードを、錦絵のごとき絢爛豪華な美術の中に再現することに成功している。

  • やくざと抗争・実録安藤組

    制作年:

    安藤昇の小説『極道一代・やくざと抗争』の映画化で、安藤昇自身が主演した。昭和初年頃、新宿の盛り場を舞台に、雑草のように生きていた通称“爆弾マッチ“と呼ばれた実在のヤクザを主人公に、彼と義兄弟の契りをかわした代貸・梅津との男の友情を描く。

  • やくざ道入門

    制作年:

    山城新伍の監督第5作。実在の清水次郎長5代目をモデルに、今やすたれた“任侠道“とは何かを描く。次郎長5代目に菅原文太、彼の所に“おとこ“を学びに来る若者、三郎に文太の実子・菅原加織が扮した。切ったはったの描写はまるでなく、庶民生活の中に今も生きる侠気を、笑いを交えて捉えていく。

  • まむしの兄弟・傷害恐喝十八犯

    制作年:

    18回目のムショ暮らしから解放されたゴロ政は、出迎えた勝と神戸へ戻ってくる。バラック建ての歓楽街“おかめ横丁“の用心棒・鉄の娘に惚れた政は、横丁を叩き壊そうとする矢東会相手にド迫力の大暴れ!

  • 修羅がゆく

    制作年:

    『漫画ゴラク』掲載の人気劇画を映画化。跡目をめぐる極道たちの、激しい争いを描く。岸田組傘下にある本郷組組長・本郷流一は、親分を見舞うため車を走らせていた。その頃病室で、同じく傘下の伊能組組長に、跡目は本郷に継がせると語る親分・岸田巌。跡目を狙う伊能はその場で岸田を射殺し、訪れた本郷に汚名を着せる。さらに兄弟分の京本錠児に刺客を命じるが、京本が事実を知って失敗。しかし伊能はあきらめず、次の罠を本郷に仕掛ける。

  • マイフェニックス

    制作年:

    アメフトに青春をかける男たちと、芸術学部写真学科に籍を置き、卒業制作のテーマにアメフトを選んだ女子大生との交流を軸に、就職や恋に悩む若者たちの青春群像を描き出した作品。大下英治の『小説・日本大学』をベースに、日本大学創立100周年記念として製作された。タイトルは日大アメフトチーム名からとっている。

  • 極道

    制作年:

    長い間悪役に甘んじてきた若山富三郎が、久々の主演を果たした“極道“シリーズ。釜ヶ崎の愚連隊上がりの極道・島村は、大阪中を自分の縄張りにしようというとてつもない欲と望みを燃え立たせ、踏まれても蹴られても、根性むき出しの闘志で大組織をブチ破っていく。

  • まむしの兄弟・二人合わせて30犯

    制作年:

    勝は莫大な資産を持つ老女・弥生の息子で、3歳の時に別れ別れになったとわかり、彼は弥生と涙の対面をする。しかし、これが加賀組が弥生の財産目当てに仕組んだ芝居だと判明。まむしの兄弟は、加賀組の事務所へ殴り込む。

  • 旅に出た極道

    制作年:

    のちに「敦煌」などの大作で知られる佐藤純彌がメガホンを執った一編。天野屋一家六代目・島村清吉は、子分の保とジョージを連れて、妻のみね子を探しに香港へやって来る。ところが、ひょんなことから麻薬取引に巻き込まれ、世界のギャング団を相手に大暴れすることに。

  • 極道兇状旅

    制作年:

    釜ヶ崎の極道・島村清吉は、ヤクザの出入りで警察に逮捕されるが越が谷竜蔵の計らいで釈放される。越が谷は、実は島村の縄張りを独占しようという魂胆であった。島村はそんなこととは知らず、旅に出てしまう……。

  • 極道VSまむし

    制作年:

    “極道“と“まむしの兄弟“の両人気シリーズをドッキングさせたコミック・アクションだが、第10作に続き、またしても不発。シャバに出た極道・島村清吉とゴロ政と不死身の勝は、いがみ合いながらも最後は共通の敵に、一致協力して殴り込む。

  • 女渡世人 おたの申します

    制作年:

    藤純子の“女渡世人”シリーズの一編。監督は1作目の小沢茂弘から山下耕作にバトンタッチ。女主人公に想いを寄せる流れ者が言う“姐さん、ヤクザは日蔭の花だ。日蔭の花が日向に咲こうなんて考えたら、てめえがつらくなるだけですよ”の名セリフが印象的。

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