『24』新シーズンでクロエが激変！2001年からスタートし、事件の進行をリアルタイムで見せる新たなタイムリミット・サスペンスとして旋風を巻き起こした超人気ドラマ『24』の待望の新シーズン『24‐TWENTY FOUR‐リブ・アナザー・デイ』が上陸。主人公ジャック・バウアーに次いで、いまや『24』の顔となったクロエ役のメアリー・リン・ライスカブが来日し、素顔を垣間見せた。

　2010年に全米で放送されたシーズン8から、4年の空白を経て復活した新作の舞台はロンドン。ロシア外交官暗殺の濡れ衣を着せられ、逃亡していたジャック（キーファー・サザーランド）がロンドンでのテロ計画を知って姿を現す。一方、クロエはロンドンで反政府側のハッカーになっていた。この新クロエのビジュアルがインパクト大。何しろ、ハッカーという立ち位置だけでなく、ゴス風の見た目に変貌しているのだ。

　「このシーズンは大好きなの。今までとはまた違う新しいクロエになれてすごく嬉しい。彼女は進化しているしより深い人物として描かれている。確かに予想外の変身だから、ビックリもしたけれど楽しかった。新たな彼女の外見には、内にある悲しみと痛みが込められているのよ。この変化はとてもいいアイデアだったと思っているわ」。

　もともとクロエはシーズン3から登場し、むしろジャックとは対立関係にあるキャラクターだった。「契約はシーズン3の中の4つのエピソードのみで、添え物的な役柄だった。ドラマ出演自体が私には新しい体験だったし不安もあった。でも今はクロエも私も『24』の一部。町を歩いていても、“クロエ！”と声を掛けられることが多いし、“ずっと観ちゃったわ”と言われたりするのは、本当に特別な喜びよ」。