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声優初挑戦の満島真之介、土屋太鳳との出会いは「奇跡的」

アニメ

TVアニメ『僕だけがいない街』満島真之介インタビュー
TVアニメ『僕だけがいない街』満島真之介インタビュー クランクイン!

 2012年に月刊漫画雑誌「ヤングエース」で連載以来、累計発行部数が239万部以上を記録する漫画『僕だけがいない街』。1月7日よりTVアニメが、3月19日より実写映画が公開される。アニメ版では、主人公・藤沼悟を、土屋太鳳と満島真之介がW主役で演じる。このたび、本作が声優初挑戦だという満島に話しを聞くことができた。

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 『僕だけがいない街』は、29歳の売れない漫画家・悟が、10歳の頃に起きた誘拐殺人事件の真相をめぐって過去と向き合う姿を描くサスペンス。本作では、2人1役として10歳の悟を土屋、29歳を満島が演じる。

 満島は、本作について「心にぐっと突き刺さる感覚を漫画で感じたのは初めて。ストーリーに引き込まれています」と高く評価する。悟の身には“リバイバル(再上映)”という時間が巻き戻る現象が起きるが、「特別な力だとは思っていない」と満島はいう。「リバイバルは誰もが持つ普遍的な力。それを現象として抱え、サブキャラのような地味な人が主人公である点に惹きつけられました」。

 今回は10歳の悟を演じる土屋と2人1役。「心の声と10歳の悟の声が重なるシーンで、リハーサルなしで一発で呼吸が合いました」と話すが、演技について「ほとんど話し合っていない」というから驚きだ。打ち合わせをしない訳は、「太鳳ちゃんが思った悟でいいし、僕が思った悟を演じればいい。示し合わせてしまうと、10歳から29歳までの余白がなくなると思ったんです。その余白は見る人がイメージしてほしい」からだという。

 土屋と本作で出会えたことは「すごく嬉しい」と、口ぶりはまるで恋愛話をするかのよう。「太鳳ちゃんは実写作品で男役は演じられません。だからこういう出会い方は奇跡的だと思いました。僕らは波長が似ている気がしていて、打ち解けるうちに『この人となら大丈夫だ』と信頼するようになりました」。

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