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ポケモンGO“狂想曲” 悲喜こもごもの一端をライターがレポート

ゲーム

 さらに、配信から3日目。たまたま予定がありディズニーシーを訪れたのだが、園内は人気コンテンツ同士の共演によりさながら“カオス”の様相を呈していた。道行く人たち、そして、アトラクションを待つ人たちはどこもかしこもスマホを眺めるという光景。通りすがりにチラッと覗いてみるとやっぱり『ポケモンGO』で、待ち時間でも話題にする人たちが多かった。

 いざショーやパレードが始まると、当然ながらみんなの視線は主役たちへと注がれる。しかし、スマホの振動により近くでポケモンが見つかったと分かるやいなや、スマホの画面を見つめるという、若干「何じゃこりゃ」と思えるような状況だった。

 ただ、あえて皮肉を言うとするならば、これほどまでにバッテリーの消耗に怯えたことがあるのかというほどに電池切れが怖い。先のディズニーシーでは、15時から入園可能な「スターライトパスポート」を使ったのだが、22時過ぎに帰りの電車へ乗った時点でまさかの携帯用バッテリーが電池切れになるという初めての体験もした。実際、先のMMD研究所によるアンケートでも、経験者の67.9%が「バッテリーを消耗する」と感じたという。現状、アプリを起動したままでなければ楽しめないのが、少々ネックではある。

 しかしながら現在、メディアでは『ポケモンGO』についての功罪両面が伝えられているが、個人的には、ポケモンと共に街へ出るきっかけになるというのはじゅうぶんなメリットだと思うのだ。ポケストや桜の舞う場所を探すため、また、ポケモンのたまごを孵化させるために歩く必要もあるのだが、日頃行かないような街のスポットに気付けたりと、新たな発見も楽しい。

 スマホを見ながら歩いてはいけなかったり、心から楽しむためには注意しなければならない部分もあるが、もしまだ未体験ならば今からでも遅くない。ポケモンマスターを目指して、街を歩いてみた先にはきっとワクワクする何かが待っているはずだ。(文:カネコシュウヘイ)

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