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山口智充、「自分にあったフィールドで戦う」若い人に媚びずベストを尽くす

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山口智充、「自分にあったフィールドで戦う」若い人に媚びずいまできるベストを尽くす
山口智充、「自分にあったフィールドで戦う」若い人に媚びずいまできるベストを尽くす クランクイン!

 ディズニー/ピクサーが手掛ける『カーズ』シリーズ6年ぶりの最新作『カーズ/クロスロード』が公開を迎える。本作で、主人公マックィーンの親友メーターの日本語吹き替えを担当するのは、ぐっさんこと山口智充だ。最初の作品から数えて11年という歳月が経過しているが「一つの大きなレギュラー番組かな」と本作への思いを語った山口に話を聞いた。

【関連】『カーズ/クロスロード』山口智充インタビューの様子

 2011年の『カーズ2』以来、約6年ぶりにメーターを演じることになった山口は「メーターを演じられるということももちろんですが、いち『カーズ』ファンとして、新作が観られることに胸がときめきました」と、出演者というよりは、完全なるファンとして『カーズ』を観ていることを明かす。

 山口にとってメーターと出会ったのは11年前。その後、『カーズ』は2度映画になったが、それぞれパート1からパート2が5年、パート2からパート3が6年と間隔は空いている。しかし山口は「『カーズ』という映画は、常に僕の心の片隅にあるんです。家にも模型やグッズがあるし、人からも、ことあるごとに『カーズ』の話をされるし、街で声を掛けられることもあります。いい意味で、この11年間、『カーズ』という映画のことを忘れられないんです」と言うように、多彩な芸で、幅広い芸能活動を行っている彼のなかでも、本作はとても大きな存在になっているという。

 最新作では、これまで隆盛を誇ってきたマックィーンが、次世代のレーシングカーたちの台頭により、思ったような成績が挙げられなくなり、自身の進路に迷う姿が描かれている。どの世界にもある世代交代がテーマになっているが、当然芸能界にも起こりうる事柄だ。

 山口は「この映画のテーマを最初に聞いたとき、当然僕らの世界にもありうることだなと思いました。芸能界に限らず、老いというものには逃げられないですからね」と語りだすと「そんななか、老いと向き合う人もいれば、背を向ける人もいると思います。どちらが正しいとは言えませんが、僕は自分らしくいることが大事だと思うんです」と持論を展開する。

 続けて「この映画にも出てきますが、戦いの場にはいろいろある。例えば、頂点を極める過酷なレースもあれば、草レースやダートのレースもある。要は自分にあったフィールドで戦えばいい。世代交代といって、若い世代がメーンになってきたとき、無理して自分を若い人に合わせたら絶対しんどくなると思います。だから自分のできる場所で、しっかりと役割を果たす。そこでもし、自分のことを欲しがってもらえれば、行けばいいと思うんです」と語る。

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