『ファイトソング』“花枝”清原果耶が“突然のキス”に喝! 「なんか、腹立つんですよね」

カルチャー
2022年2月2日 19:00
『ファイトソング』“花枝”清原果耶が“突然のキス”に喝! 「なんか、腹立つんですよね」
木皿花枝(清原果耶) 『ファイトソング』第4話より  (C)TBS

 不器用な若者たちが織りなすヒューマンラブコメディー『ファイトソング』(TBS系/毎週火曜22時)。本作は、空手の日本代表を目指していたスポ根ヒロイン、木皿花枝(清原果耶)が、“人生最初で最後の恋”を見つけていく物語。花枝が最後に選ぶのは、落ちぶれた一発屋ミュージシャンの芦田春樹(間宮祥太朗)か。それとも、一途な幼なじみ・夏川慎吾(菊池風磨)なのか。恋の三角関係が、火花を散らしていくことになりそうだ。2月1日(火)に放送された第4話は、芦田がバンドマン彼氏の本領を発揮!  慎吾の切なさにもスポットが当たった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください


■花枝が芦田に物申す!

 恋愛経験が少ないと言っている芦田だが、実はやり手なのでは? と疑いたくなってくる。夕日の見える公園で、突然、さり気なくキスをしようとしたり、花枝の肩にコテンと頭を預けたり…。芦田がやっているのは、THEモテ男な行動ばかり。普通ならば、彼のペースにどんどん巻き込まれていくはずだろう。

 だが、花枝はズバッと物申す。「女の子、みんな同じじゃないんで。一人ひとり、ちがうんで。女の子は、こういうの好きでしょ? みたいなの。なんか、腹立つんですよね」と言う姿には、スカッとさせられた。

 『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)や、『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)など同枠放送のドラマが、女性からの支持が厚い理由は、ここにあるのかもしれない。自分の意志を貫くキャラクターをヒロインに据えているからこそ、「こんな風になれたらな…」と憧れを抱くことができるのだ。

伊達弓子(栗山千明)&芦田&花枝 (C)TBS
 だが、ヒーロー気質のヒロイン、花枝にもピンチが訪れる。伊達弓子(栗山千明)が、「1週間後のコンペに通らなければ、契約解除にする」と伝えにきたことで、2人の関係に変化が。芦田は、“恋の取り組み”どころではなくなってしまう。

 曲作りに追われて、連絡もしてこない芦田に、モヤモヤする花枝。何度も携帯を見て、芦田からのメッセージがないか確認する。その姿は、恋する乙女そのものだ。夢中にさせておいて、サッと引く。やはり、芦田はかなりの魔性である。そして、諦めかけた頃に「いちばん最初に聴いてほしくて…」と曲を聴かせてくるのもズルい。バンドマン芦田のモテ力に、「これだからバンドマンは沼なんだよ!!!!!!」「好きになっちゃいけないバンドマン…と反響があった。

次ページ:【ネタバレあり】しかし、芦田から一方的に別れを…

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ファイトソング

菜本かな(ライター)

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間宮祥太朗

菊池風磨

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