『君の花になる』“弾”高橋文哉がついに“花丸”告白! SNSでも「最高」の声
ボーイズグループ、8LOOM(ブルーム)の寮母となった元高校教師・仲町あす花(本田翼)が、彼らとともにトップアーティストになる夢に向かって奮闘する姿を描く『君の花になる』(TBS系/毎週火曜22時)。11月29日(火)に放送された第7話は、あす花が学校を辞めた理由が判明! 弾の愛らしい告白にも、絶賛の声が上がった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
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■ついに明かされた“あす花の過去”
あす花が、学校を辞めることになった理由が明かされた第7話。なんとなく想像はしていたけれど、ここまで壮絶だとは…。どんなに忙しくても、頼まれたらNOと言えないあす花。悔しいけれど、そういう優しさに漬け込む人って、必ずいる。あす花が働く学校では、豊高創(塚本高史)がそういうタイプの人間だった。「Excelがあれだから、いい?」などと理由をつけて仕事を押し付け、パンクさせた結果、「頑張りが足りてないんじゃない? ほかの先生は、ちゃんとやれてるよ」と追い討ちをかける。
仲町あす花(本田翼) (C)TBS
さらに、留学したいと夢を語ってきた女子生徒を後押しした結果、保護者に「うちの娘をそそのかした」と勘違いをされてしまい…。話し合いにも入れてもらえず、「面倒になったら、生徒を見捨てて逃げた」とありもしないうわさを流される。もう、そんな場所に無理してい続けることない。視聴者の誰もが、そう思っただろう。
しかし、責任感が強いあす花は、その場から逃げることができなかった。限界まで我慢をして、普通の生活ができなくなるほど自分を追い込んで…。物理的に行けなくなるまで、学校を辞めることができなかった。合わない場所から逃げたからといって、バツがつくわけではないのに。
それでも、“花丸”にこだわり続けるあす花は、どうしても過去のトラウマを乗り越えたかった。かつて働いていた高校に行き、“もう大丈夫だ”と思いたかった。突然辞めて、迷惑をかけてしまった同僚に謝罪をしたかった。でも、そこまでして自分を追い詰めて、何になるのだろう。“大丈夫”にしたところで、何が残るのだろうか。
佐神弾(高橋文哉) (C)TBS
「花丸なんかのために、嫌なことわざわざ思い出したり、しんどいのに学校行ったり……傷付いてまで、乗り越えることなんてしなくていい」
弾がかけた言葉って、ずっとあす花が求めていたものだったのかもしれない。人生、花丸だらけの人なんて、いない。三角があったり、丸があったり。時々、歪な形があってもいい。いつか振り返った時に、すべてひっくるめて“花丸”だと思える人生を歩めたらいいのだから。
8LOOM (C)TBS
この弾の熱い言葉は、「弾くんに救われた」などSNS上で反響を集めていた。その後、あす花が「つけなくても、いいのかな? 花丸」と泣きながら言った時、「いい!」と口をそろえる8LOOMのメンバーもかわいかった…。
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