松坂桃李、2度目の朝ドラで「見える部分の幅が広がった」 自身の役割の大きさを痛感
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撮影から3ヵ月経過したが、ヒロインの葵については「最初は自分のなかでしっかりしなきゃという気持ちが強かったようですが、いまはいい意味でまとっていたものが取れて、みんなとワイワイやっています。そういう姿はとても可愛らしいなって思います」と語った。
また、神奈川県出身の松坂にとって大阪弁はかなりの難敵だったようで「大変ですね」と苦笑いを浮かべていたが「ここまで本格的に挑戦したことがなかったので、最初は本当に戸惑いましたが、だんだんと体になじんできた感じです。でも大阪弁で話していると、相手との距離が近くなったような感じで親しみが持てます。スタッフさんも関西の人が多く、現場でもすぐに打ち解けられたのは、大阪弁の温かさなのかなって思っています」と徐々に自分のものにしていっている様子だ。
自ら演じる藤吉役については「気持ちのぶつけ方がまっすぐで、嘘がつけないタイプ。見ていてとても気持ちいいし格好いい」とその魅力を語る松坂だが「（藤吉は全国を旅しているとき、てんちゃんに手紙をまめに書いて送っているのですが、僕はまめじゃないですね」と苦笑い。続けて「直したいのですが、なかなか。マネージャーさんにも、いつも提出期限のあるアンケートを出してなかったりして怒られています。もうすぐ30歳になるのに、報・連・相（報告、連絡、相談）ができていないことに恥ずかしさを感じます」と自身を戒めていた。（取材・文：磯部正和）
連続テレビ小説『わろてんか』は、NHK総合にて10月2日より毎週月～土曜朝8時ほか放送。
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