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木村多江、“ネチネチしたくない”下町気質の素もあらわに「脱・薄幸役」

エンタメ

 だからこそ、激しい怒りを爆発させる今回の役は「ものすごく難しかった」とも。

 「すごく緊張しましたね。普段は、ほとんどセリフ合わせもしないんですけど、今回は早く来て、マネージャーさんを相手にセリフの練習をしたり。ポンポンと勢いよく掛け合いで会話することが、映像の仕事ではほとんどなかったんです。自分にないリズムで会話するって難しいです」。

 

木村多江、『後妻業』インタビュー

 ガツンと相手に強い言葉を発したり、バチンとビンタをかますことに快感は?

 「早くその域に達したいですけど、まだまだ、その場を一生懸命にこなすので精一杯です。たいがいの役はやってきたので『ここはこう見えてるだろうな』というのが自分でもだいたいは予測がつくんですが、今回は全く予想できない。とにかく『ブサイクな顔を見せたっていいや』というつもりで、懸命にやってるんですけど、モニターチェックをすると『え? ひっどい顔だなぁ…。これオンエアしていいのかな?』なんて思ったり(笑)」。

 生々しく、人間くさいやりとりの中で、新しい自分を発見することを楽しんでいる。

 「佳乃ちゃんの役はどんどん仕掛けてくる役で、私の方はリアクション勝負。『そう来たか!』ってライブ感を味わいつつ、化学反応が生まれていくのが楽しいです。20代の頃から、こういうコミカルな役がやりたくて、『やりたい』と言い続けてようやく念願がかなったので、新しい木村多江をみなさんにも発見していただけたらうれしいです」。(取材・文・写真:黒豆直樹)

 『後妻業』は、カンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜21時放送。

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