『恋あた』浅羽拓実(中村倫也)が罪深すぎる! 衝撃のラストに「ずるい」の声も

特集・レポート
2020年11月25日 20:45
『恋あた』浅羽拓実(中村倫也)が罪深すぎる! 衝撃のラストに「ずるい」の声も
罪な男・浅羽拓実(中村倫也)  (C)TBS

 テレビドラマ『この恋あたためますか』(TBS系/毎週火曜22時)の第6話が、11月24日(火)に放送された。前回の浅羽拓実(中村倫也)の社長解任から一転、SNSでは「ずるい」との声も上がった衝撃のラストシーンで幕を下ろした。(文=阿部桜子) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意下さい


■旧体制に戻る「ココエブリィ」

 浅羽が代表取締役の座を退いた前回。続く第6話では、神子亮(山本耕史)が「ココエブリィ」の社長代行を務め、会社は徐々に旧体制に戻っていった。30代〜40代の男性がメインターゲットの「ココエブリィ」において、浅羽が打ち出した“スイーツ改革”は赤字を生む可能性がある厄介案件。解任と共に、“スイーツ改革”も終止符を打つ。

 開発を進めていた、りんごを使った「アップリン」は白紙に戻り、里保(石橋静河)が案を練り直した、男性向けの「極上パンプティング」の企画が通った。浅羽の意思を継ぎたいあまりに企画が選ばれなかった井上樹木(森七菜)。樹木は神子に「商品開発は、以前の路線に戻すようにと伝えたはずだ」と優しく釘を刺されるも、「あたしは社長の想いを守ります」と宣戦布告した。

■樹木、浅羽を再起動

 一方、「ココエブリィ」の株式を、外資系ネット通販会社「エクサゾン」に売り飛ばす計画が発覚し、解任された浅羽は、その後、新谷誠(仲野太賀)からのメッセージを既読スルー。恋人の里保にも、真相については、はぐらかし、語ろうとはしなかった。

浅羽宅へ訪れた新谷(仲野太賀)&樹木(森七菜) (C)TBS
 心配な新谷は、樹木を誘って浅羽宅へ。そこには、ハンモックに揺られながら、『古代史散策ガイド 巨大古墳の歩き方』を読む、だらけた浅羽の姿があった。この後に知ることになるが、実際のところ浅羽は、株の売却を思いとどまろうとしていた。コンビニが日常の中の幸せを提供する場所であるべきと、物づくりへの情熱を抱いていたのだ。

ハンモックに揺られる浅羽 (C)TBS
 しかし「終わったことを弁解しても仕方がない」と対抗する姿勢を見せない浅羽。そんな浅羽に新谷は苛立ちを覚える一方で、樹木はその姿に、自身がアイドルをクビになった経験を重ねる。浅羽は「君と一緒にされても困る」と、第5話でも登場したセリフをぽつり。「気持ちってね、動いてないと腐るよ」と語る樹木は、浅羽を半ば強引に「ココエブリィ」上目黒店で働くように再起動させた。

次ページ:【ネタバレあり】第6話は浅羽の成長物語

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